
8/27 台風で順延されていた、県大会がおこなわれた。
新生Sクラブ初の県大会である。
今までも、ちょこちょこ触れて来たこともあって、すぐにその結果をUPしないと・・と思いつつ今日まできてしまった。
Sクラブ、初戦敗退であった。
当日、私はおじちゃんの車にのせてもらって試合会場に向かった。
ビデオをセットし、準備万端で試合開始をまった。
そして、試合が始まった。
ケンはスタメンにはいっていなかったので、ベンチで熱心に声を出して応援していた。
相手ピッチャーは、体も大きく、速球投手ということだった。コントロールが悪いのか、フォアボール、デッドボールも多く、それで得点も出来たが、狙いをさだめて打つ事もできず、ヒットでの得点はむずかしかった。
2回を終わって4対3。まだまだどうなるかわからない試合展開。ベンチも応援団も熱がはいる。
3回の表、相手チームの打球が何度も外野に飛ぶ。ランナーが走りまわる。気がついたら、4点をいれられていた。
試合も後半にさしかかり、思うように得点できない苦しい戦いが続いていた。
そんな時ふと見ると、ケンがバットをもってネクストバッターズサークルにいるではないか!
私はこの段階で、もう満足していた。
Sクラブの一員として、県大会でバッターボックスに立てる。それだけでも夢のような話だと思っていた。
そして、ケンが打席に立った。
結果は3振。そして2回目の打席も。
ビデオのモニターを通してケンのものすごくくやしそうな顔が見える。
「あんなに練習したのに・・・」
自分の力のなさを思い知らされ、情けないのだろう。
試合が終わって結果は 6対9でSクラブは負けた。
相手ももちろん県大会まで勝ち抜いてきたチームだ。簡単に勝てるわけはない。
それでも、やっぱりくやしい。
私達はグランドをあとにした。
Sクラブは学校にもどっていつものように練習。
ケンを迎えにいって、みんなどんな様子だろうと思ったら、以外にもなんだか楽しそうな雰囲気。
一つの大きな目標が終わって、すでに次に向かって動き出しているのか・・
試合が終わって、子供達に、監督コーチ達はなんと話をしたのか。親たちはどんな言葉をかけたのか。
負けた悔しさを乗り越え、なんだかさっぱりした表情で練習をしている子供達を見て、ほんとにたくましくなったなーと感じた。
ユニフォームの左袖についている赤い印。
これが、県大会に出た証である。
どうどうと胸を張ろう!
これに恥じないチームでいよう!
ここまで指導して下さった監督コーチ、応援してくださった皆さん、
ほんとうにありがとうございました。
まだまだこれから次々と大会があります。
がんばれSクラブ!
がんばれケン!