法事

先日、私のおばあちゃんの法事があった。
法事と聞くと、なんだか儀式的な、かた苦しい感じがしないでもないが、私の実家の場合はそれに当てはまらない。
久々に顔を合わせる親戚のおじちゃんおばちゃん。いとこ達。
法要が終わってからが、ホント楽しみ。
みんなで杯をかわしながら、色々な事を話す。実ににみんなよくしゃべる。
そして、時間も長い！３時間４時間は当たり前。
「この話確か前にも聞いたよな～」なんて事もしょっちゅう。でもそれがまた楽しい。
子ども達も、楽しみにしていたようで、いとこ同士集まって、わいわいがやがや。
額にはいったおばあちゃんの顔もうれしそう。
いっぱいごちそうになって、いっぱいしゃべって、あ～楽しかった～！！

そのときＰＰじいちゃんが某所でいけた花の写真を見せてもらった。
ほんとすばらしかった。
「かぐや姫」をテーマにしたその作品は、
竹藪を模した大きな青竹が並び、その真ん中になんとも愛らしい赤い花がいけてあって（これ間違いなくかぐや姫だ！）その周りは、輝きをあらわす、黄色い小花がちりばめられ、青竹の上の方には、ふわっと流れる様に鮮やかな花で「天女の羽衣」がかたどられている。
それが、バランスよく、生け花として一つの作品になっている。

自分の父親の作品ながら、ほんとに感動した。
同じように感動していたアヤには「ちょっと～！お母さんＰＰじいちゃんの娘でしょ～？何でもっとちゃんと習っとかんかったの～！！」としかられた。

今度同じものを花展で披露するそうなので、ぜひともこの目で実物を見てみたいと思っている。

ＰＰじいちゃんのＤＮＡを確かに受け継いでるはずの私だけど、その才能いったいどこに入り込んじゃったんだろ？