どうしてこの本を読むことになったかというと、しんせきのただすけ兄ちゃんがお正月にくれたからです。お札にのっている人だから、どんな人だろうと思って読んでみると、科学の人で、おう熱病というむつかしい病気を治そうとがんばった人です。でも研究のためにオーストラリアに行くためのお金を、せっかく小田先生が出してくれたのに、一晩で飲んで使ってしまいました。ぼくは、野口英世はあんがいおうちゃくい人だなぁと思いました。英世は自分もそのおう熱病にかかって 死んでしまいました。自分のことよりも人のためにがんばった英世は、本当にすごいです。死ぬ前にかすれかすれの声で「人間は神じゃない」といいました。これは、ものすごい頭のいい人でもなおせない病気や、のりこえれないかべがあるということだと思いました。ぼくはこの本を読んで、自分の出来るはんいで人のためになることをしたいと思いました。