術後5日目になりました。
ドレーンからの廃液も、昨日までと比べるとぐっと減りました。
明日、朝イチで抜いてもらい、明日退院します!
ほんとは抜いた次の日に退院するらしいけど、その日にしてもらいました。
外来のない週末の病院はとても静か。
術後から時間も経ったので看護師さんが来る頻度も減ったしね。
リハビリもないので、ひたすらデジタル漬け。
ずっとイヤホンしてて疲れたら、お気に入りのエッセイ本を読んだり、手帳に色々書いたりしてます。
コンビニへお散歩も日課。
さてさて、今日は乳がんがわかり、子どもたちへ入院のこと、病気のことをどう伝えたかを残しておこうと思います。
ちなみに卵巣がんに罹患した4年前は、長男まもなく6歳(年長)、次男まもなく3歳というときだったので病名については伝えていませんでした。
入院するということと強い薬だから髪が抜けちゃうんだということぐらい。
⭐︎長男10歳
病名も伝えようと思っていました。もう色々わかる年だし、ちゃんと伝えておこうと。
ただ病名だけは何かで知っていてマイナスなイメージを持っているかもしれないから、できるだけ前向きなことを伝えるつもりでいました。
時期も悩んだけど、急遽手術が早くなるということが決まった次の日の夜に伝えました。(この時期については夫と一悶着ありました。)
まず、また病気がわかって、入院することになった、だから来週から仕事も休むという話から。
乳がんという病名も伝えました。
4年前にもなったけど、前と変わらず元気になってるから今回もちゃんと治療を受けたら大丈夫だから。また元通り元気になるからと言いました。
そしたら、長男は
「え、がんなん?2回もなるん?」と驚きの様子でした。
でも取り乱すことはなく、「2回もなるもんなんやー。」とそれは何度か言ってました。
いや、母もびっくりよって感じでした。
卵巣がんになって、一通り治療を終えて経過観察も順調で、でもまた歳を取ってからでも別のところのがんが発覚したりするのかもとなんとなーくは思っていたのですが、たった4年で再発ではなく別のところのがんがみつかるなんて私も想像すらしてなかった。
長男は顔を見てちゃんと話を聞いてくれて、自分が思ったこと聞きたいことをちゃんと言葉にしてくれました。
普段からあまり感情を前に出すタイプではなく、特に学校とか外ではクールなやつなので、ちゃんと表情など見ておかないとなと思っていました。
夫との一悶着とは、私が夫が帰ってくる前に1対1で伝えてしまったこと。
夫も長男のことを思い、どんな風に受け止めるか気になっていたし、長男にかける言葉も考えていたのに…と傷つけてしまいました。
いつにしようと相談もしてきたのに。
大大失敗です。共有すべき時間だったとずっと悔やんでいます。
夫もしばらくショックで時間が必要だったみたいだけど、私の体のこともあり、少しして気持ちを変えてくれました。
⭐︎次男7歳 知的障がいを伴う自閉スペクトラム症
病名に関しては理解できないだろうし、あまり早く伝えても時間の経過がわからないと思い、入院の前の週の金曜日の夜に伝えました。
カレンダーに印をつけ、入院のイラストを貼り(ベッドに女性が座り、男性医師が横に立ってる絵)
「ここからここぐらいまで病院でねんねするよ。」
とシンプルに。
すると、
「また帰ってくる?」
と言うので、
「帰ってくるよ。8回ぐらいねんねしたらね。」
と言うと、
「えっ!!」
と言っていました。
少し離れたところにいた夫もその驚きに笑っていました。
胸のとこに手を当てて、「ここ痛い痛いするねん。」と言うと、あとでも自分なりに繰り返していました。
「元気なる?」
と言うので「元気になるよ。」と言いました。
次男のことは、私の不在によりどのように変化があるか心配だったので学校の先生にもお伝えしました。
夫や祖母たちのおかげで、大きな変化なく、いつも通りに過ごせているようです。
毎日ビデオ通話もしてるんだけど、
「もう帰ってくる?」と入院初日から言ってました。笑
明日、夕方会ったらどんな顔するかな。
患側に次男が寝てたので、そちらを向いて寝られず色々かえないといけません。
今回病気になり、また家族の時間の大切さを感じました。
この病気の怖さも自分だけで乗り越えているんじゃなくて、夫や子どもたち、私の不在を助けてくれた母や義母、みんなで乗り越えているんだなと。
私の不安や家が心配な気持ちもみんなわかってくれています。
元気だとついつい何でも自分でやろうとしてしまいがちな私なのですが、上手に頼って退院後もゆっくり回復していこうと思います
残りのほんとののんびり時間も楽しみます
長々と読んでくださってありがとうございました。