以前から書いていたもう一つのブログにUPしていた記事をこちらに記録するための振り返り記事(4つ目)です。


コピペ(一部修正)なので、今日とか明日とか今書いてるかのような表記があります。


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夫と一緒に検査結果を聞いてきました。

「MRI画像から右卵巣悪性腫瘍を疑う」という結果でした。

その日は代休で仕事は休みでした。
朝は次男の療育へ行き、昼前に預けて病院へ向かう14時40分ごろまでだんだん緊張してきて、お昼食べたことを後悔したぐらい胃もおかしくなってきてた。
夫が仕事から帰ってきて、肩をもみほぐしてくれたら少しホッとしたんだけど、悪い方の結果を受け入れる準備はできていました。

聞いたときは、あーやっぱりそうなんだなぁって感じで先生の説明を聞き進めました。
でも、何を言われたのがきっかけか忘れてしまったけど、少ししてぶわーっと涙があふれた。

夫は気丈に振る舞い、先生の説明を一生懸命聞いてくれていました。
予備知識もあったようで、合併症や手術中のことを質問していました。

私も一旦泣いたあとは、取り直して懸命に聞きました。

・開腹により、右卵巣を摘出する。それを術中迅速検査にかけ、悪性または境界悪性と診断された場合、左卵巣、子宮、大網、リンパなんとかを摘出。
・良性なら、右卵巣のみで終了なので手術時間は2時間ほど、悪性か境界悪性なら8時間にわたる手術になる。
・8時間の手術枠がとれるのが最短で11月1日。でも、他の課の枠もあたって、10月中になんとかできるように手術枠を取りに行く。
・腫瘍マーカーが反応していないことから、Ⅰ期だと思う。
・Ⅰ期の場合は、抗がん剤治療をしないことも多い。

ざっとこんな説明でした。
いや、もっと長かったけど。

気になることは?と聞かれたので、
・子宮や両側卵巣がなくなったあとの体がどうなるのか不安
・仕事はどのぐらい休まないといけないのか
と聞きました。

やはり女性特有の臓器を取り除いてしまうとホルモンバランスが崩れ、閉経後におこる更年期障害の症状が出るそうです。ホルモン剤や漢方薬を飲んで補うことになるそう。

仕事は術後6ヶ月の自宅療養。手術までは気がまぎれるからと働く人もいるけど、診断書はいつでも書けますよとのことでした。
楽な仕事ではないので、気持ち的にもついていけそうになかったことと、私が動けない間の家のことを整えたかったことから来週から休むことに。

職場にも伝え、後任を探してもらうこと、早速休むけどちょこちょこ出勤して引き継ぎ資料を作るつもりだと言いました。

病院から10月21日に手術枠がとれました。と電話連絡があったのですが、そのあと急展開に。


初め11月と言われてたので10日も早まったと言えばそうなんだけど、他の病院でももっと早くできないもんかなぁと夫が言い出し、私も下腹部の膨満感やチクチク、胃のあたりの違和感があり不安なのでそこから気になって気になって。

色々調べながら、大学病院の婦人科医である知人に連絡してみました。
そしたら周りの先生に相談してくださって、大学病院でもやっぱり手術は11月になるんだけど…と前置きされつつも、早く治療が受けられるようにしてくれました。

来週月曜日入院、火曜日手術。
約2週間の入院。

卵巣癌の手術は術者の腕によってかなり違うと手術の上手な知り合いの先生に頼んでくださったそうなんです。
知人いわく、手術の腕では日本の産婦人科医トップ3に入るであろう方だそう。

朝一で市立病院へ連絡いれて、資料を用意してもらっておくので取りに行ってください。それを持って、土曜日○○病院のA先生の診察をうけてください、CTもその日に受けてもらえるように手配してもらってます。とのこと。

超急展開に頭がついていかず、でもなんか興奮状態。病気が治ったわけじゃないのに妙なテンションでした。

長男にも何も話してないし、両家の母たちの調整もできていないけど、早い治療が一番となんとかしてくれると言ってます。

仕事の引き継ぎもできなくなってしまったけど…。でも、その先生によると術後半年も休まなくても大丈夫と思うとのこと。

まぁ手術してから考えよう。

入院準備もバタバタだけど、本当にこんな風に動いてもらって感謝しかありません。

最初のメールが20時半で、お電話で手術火曜日にしませんか?と言ってもらったのが21時半。
その間に執刀医の先生と入院する病院の先生に連絡をとって調整してくださった知人の先生。
かっこよすぎる…。なんともチープな言葉ですが…。

ありがたい縁だなぁと思わずにいられません。

とにかく私も入院に備えて動きます。