今にも雨が降り出しそうでしたが
そんなことはどうでもよいぐらい
苔むす緑豊かなお庭は
ゆっくり眺め歩いているだけで
心がゆったりほぐれていくような感覚
さわさわと風に鳴る笹の葉を見上げれば
美しい緑色のコントラストと共に
穏やかな時間が流れます
広い苑内にはいくつかの茶室や
重要文化財である旧正伝院書院など
見どころも多く、そこに行きつくまでの
門や通りひとつひとつが趣き深くて
全てが絵画のように美しい
そこに日本の美が感じられます
弘庵は苑内で催される茶会のために
新設された茶室です。こちらでは
お抹茶をいただくことが出来ます
いただきたい気持ちはあったものの
朝食を食べ過ぎたので今回は断念
ちなみに600円で和菓子も付くようです
この日は夕飯も食べれないほどでした
萱門
三井家の大磯別邸にあった千家写しの門で
書院南庭入り口の門になっています
建物内の撮影は不可でしたが
こちらが国宝の如庵です
周りは綺麗に手入れされた草木のお庭
ですが古さの中にも庭園の中で
喜んでいるような高貴な佇まいです
現存する国宝茶席三名席の一つとして
茶道史上貴重な遺構である
雨が降り始めて少し縁側に
お邪魔しました
こちらで眺めた雨景色もしっとりと
美しくてとても素敵でした
〈入場者リーフレットより引用〉
有楽苑と国宝茶室如庵
織田有楽斎は織田信長の実弟で
茶の湯の創成期に尾張国が生んだ大茶匠
である。晩年は武家を棄て京都建仁寺の
正伝院を隠棲の地とした。
如庵はその境内に1618年頃建てられた
茶室であり旧正伝院書院は如庵に連なる
隠居所であり、明治以降各地を転々と
したが、ようやく有楽の生まれ故郷
犬山に『有楽苑』と名付け後世に残す
こととなりました。
途中雨が降り出して後半は足速な散歩と
なりましたが、それはそれは
素敵な日本庭園でとても満足でした
ホテルに隣接するかたちであるので
ホテルインディゴ犬山さんに宿泊して
よかったなとあらためて思いました
チェックアウトをした後
かなり雨が激しく降り出したので
下道でのんびり帰宅しました
途中岡崎城に寄りましたが
あいにく工事中で拝観は出来ず、、、
1時間毎かしら?
面白いカラクリ時計が見れました
音が流れます