ご訪問ありがとうございます
毎日寒い日が続いておりますが関東の雪を
みてこれ以上寒い所に戻れないかも…と
思った今日この頃。。。
それでも家でジッとしてられなかった
お正月休みに向かったのは、浜松の方にも
あまり知られていないパワースポットです
とても綺麗な手水舎がありました
近年新しくされたようですが
手水鉢と緑の趣きが素晴らしく私好み
老舗の旅館や料亭の庭を思わせるような
本当に美しい手水舎
きっとこちらの神社が井戸・井水が
祭祀の神社である現れでもあるかしら
では早速入り口から拝観しましょう
入り口にはムササビの案内板とそのお家
がありました。中をドキドキしながら
覗いてみたけどいないみたい。。。

ムササビが生息する森にあるその神社は
渭伊神社
元々は龍潭寺境内にあったそうですが
南北兵乱の際にこちらへ移されました
鳥居はなくまずこちらの案内板と
社号碑
中へ進んでいくと大きな御神木がありました
御神木
手前の御神木は約100年前に落雷により
枯れてしまったそうですが、後ろの御神木
に寄りかかるように数十年このままの状態
を保っているそうです
拝殿(本殿)
ご祭神は
玉依比売命タマヨリヒメノミコト
品蛇別命ホンダワケノミコト
息長帯比売命オキナガタラシヒメノミコト
お正月仕様が見れたのは嬉しかったです
上の写真、しめ縄の上に井伊家家紋の
彫刻が施されています
屋根には見事な龍の彫刻です
井伊家初代当主、井伊共保が井伊谷に居館
を構え井伊氏を称するようになると渭伊神社
は井伊氏の氏神となりました
その後井伊氏が神仏混交するようになると
古来井戸や井水を信仰対象にしていた
渭伊神社は八幡宮の神様が祀られるように。
多くの神様を祀っている渭伊神社ですが
モロード様とは・・・
いわゆる客人神でその名の通りよそから来た
お客さんの神様ですが、実はその土地の地主
神(先住神様)だったりすることが多い
拝殿の裏から伸びる坂は渭伊神社裏手にある
天白磐座遺跡へと繋がっています
はじめはこのような階段があり
徐々に強い木の根が張った岩質の道を
上って行きます
山道というよりは距離はなく上りづらい
丘を上がっていく感じです
案内板
天白磐座遺跡は巨石を神の拠り所とした
古代の巨石祭祀場の遺跡です
西・北・南の三方を神宮寺川とその支流に
囲まれていることから、水霊を祀る
祭祀の場所であったと言われている
巨石の地面からは、大きな土器の破片や
鉄鉾・和鏡等が発見されており
4世紀(古墳時代)〜13世紀(鎌倉時代)まで
続いた祭祀場であったことがわかった
天白磐座遺跡
古墳時代前期〜平安時代に至るまで
水霊を祀る祭祀の場だったと思われます
2017年大河ドラマのロケ地にもなった
近年パワースポットとして人気
この場所で目を瞑ってゆっくり呼吸すると
この地に宿る水の神の聖なる力がみなぎって
くる感覚になると言われている
この場所を後にする時は清々した気持ちに
なると言われています
下の方お地蔵様が映り込んでるようにも
見えるのですが・・・
最大岩の大きさ高さ7,4m・南北10,3m・
東西6,8mもある磐座です




おそらくこちらが鳴岩
この岩の奥は傾斜(崖)になっていて
神宮寺川が流れています
2000年竣工の『井の国橋』
奥が遺跡があった場所で道を辿って
おりてきた場所です
橋の手前にあった出世地蔵の案内が気になり
階段を下りて小川沿いを歩いて行くと。。
巨石(出世地蔵)を発見
隣の家と比較して大きさが伝わりますか?
石段を上って近付いてみると
怖いぐらい凄い迫力で大きい
いったい何で描かれたのか?
どうやって描いたのか?
本物なのか?
いろいろ疑問は残りますが・・・
磐の大きさといい雰囲気といい
おそらくそういうことなのだろうと
手を合わせてきました
橋を渡った先に広がる景色
穏やかで水の神様を古代より祀って
いたのがわかる気がします
昔の人たちと同じ景色を見てるのかなと
思いを馳せると心が浄化されたような
気分でした
天白磐座遺跡
静岡県浜松市北区引佐町井伊谷
1151-177
住宅街ですが二股に分かれる右手に
曲がり進むと数台停めれる駐車場あり
今日も最後までご覧いただき
ありがとうございました
素敵な休日時間をお過ごしくださいね