ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 - -7ページ目

ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

サッカー少年育成記
プロサッカー選手を目指す息子ゴローと父の物語
夢を現実的なものとして日々積み重ねて行く。夢で終わらせない。

人は楽なこと、楽しいことに流れます。

これは大人もこどもも一緒だと思います。

 

例えば、何も無ければゲーム、youtubeに没頭します。本当は人生でもっと大事なことがあるのに。

息子も放っておけば、ゲーム、youtubeに興じます。


以前は時間制限も一応していたのですが、止めました。理由は、私が管理出来ないからと自発的でないから。


抜け道はいくらでもあるし、もう少ししたら親の目が届かなくなる。


ではどうするか?


代わりに、日々の生活で優先順位をつけさせ、大事なことから順にやるようにしました。(これは5年生になってからのことです)


息子に問います。


人生の中で一番大事なことは何か?と。


息子は、(家族を除けば)サッカー、そして1流のプロサッカー選手になることだと答えます。


だからプロサッカー選手になるためのことからやります。


自主トレを行う、サッカーの試合や1流選手のプレーを見る、サッカーに行く前の準備(着ていくもの、トレシュー、脛当て、着替え、タオル、水筒等)をする、学校の宿題、食事、お風呂、ストレッチなど。


一見サッカーに関係ないように見えても、学校の宿題(勉強)は将来サッカーが強い学校に行きたい時に行けるようにするため、食事は身体を作るため、お風呂、ストレッチは疲労を回復させ身体の柔軟性を伸ばすため、と全てにサッカーに繋げて考えています。


まだまだ楽な方に流れることが多いですが、そこは周囲の大人が見守り、(取り返しがつかなくならない程度の小さな)失敗をさせ、学ばさせる。


これが正解かはわかりません。

親もいろいろ考え、やってみて、成功したり失敗しながら進んでいく。