考えるために② ひとりの時間 | ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

サッカー少年育成記
プロサッカー選手を目指す息子ゴローと父の物語
夢を現実的なものとして日々積み重ねて行く。夢で終わらせない。

最近、息子にひとりの時間を作らせるようにしています。


目的は、考えさせるためです。


サッカーの送迎の時、最寄り駅までは一緒に行くけど、そこから先はひとりで行かせる。


もちろん、ただひとりで行かせるだけでは何も考えずただボーとして向かうだけになってしまうので、ひとりで行かせる意味を毎回伝えます。


練習場にたどり着くまでの間の十数分、何のためにここに来て、何に取り組むべきなのか、何を意識すべきなのか考える。


そして私は始まってから合流する。


今考えてみると、このひとりの時間というのは、自主トレもそうです。


チームや誰かと一緒にサッカーするのではなく、自分とボールだけの関係で、自分の課題に、自分のペースで、考えながら取り組む。


以前は私が付き添える時は付き添って見ていましたが、ここ半年以上は、あえて付き添わないようにしています。


息子が自主トレから帰ってきてから、今日は何をやったか?どれくらいやったか?何を目的にやったか?何を意識したか?何に気づいたか?を聞いています。


毎回聞くことで、聞かれるから答えられるように、考えて取り組むようになる。


フロンターレの試合も試合中は敢えて離れて見るようにすることもあります。


幼少期からフロンターレの試合を一緒に見ながら色々なことを話してきましたが、今では試合中はほとんど話さず、試合が終わってから話すようにしています。


どこに着目したか、何を考えたか、何に気づいたか、息子と私それぞれの観点で話す。同じこともあれば違うこともある。


正解はわからないけれど、答え合わせのようなもの。


※まぁ何を見るべきかの認識は一致しているので大体同じなのですが。


ひとりになることで考え、気づく。


ひとりの時間は大切。