出産レポ①

続き


日付も変わり、部屋で耐えるのもしんどい痛さになってきた。

ナースコールで「もう痛さキツイです」と伝える。

分娩室へ。

隣の分娩台では出産が…。

しばらく放置される。。。

出産したのはmixiのマイミクさんでした(笑)

経産婦サンなので早かった…。


子宮口全開大

しかし赤ちゃんは下がらない。

向きが逆向いてるとここで言われる。

なんの事やら?!


いきんでOKと言われたが、何度いきんでも何も変わらない。

全く赤ちゃんが下がってくれない。

NSTではずっと元気な様子。


ふと、向きが逆って…友達でも数人経験してる「回旋異常じゃ…」と思う。。。

が、その事は何も言われない。


隣の分娩台があいたので移動する。

こっちの方が色んな体制できる分娩台なので。

旦那が来てくれる。

四つん這いや、横向きを試していきむ。

が、やっぱり赤ちゃんの位置は高いし、向きも逆らしい。


眠気、疲れ、食事取らず、進まず…。


陣痛も弱く間隔もバラバラになってきたように感じる。


ず~っと同じ状態のまま、明るくなり日が開けた。

助産師サンの言葉も減り、ほとんどほったらかしが多く…。


完全に心が折れてしまった。。。

旦那に泣き声で訴える。


「もぉムリ~死ぬ~なんでなん?なんで私だけ~?しんどい~痛い~」

もぉ呪文のように…。

「早く出てきて~」「お願い~下がって~」

泣きながら…。


正直心の中では「お腹切ってくれ…陣痛促進剤でも使ってくれ・・・」って思ってた。

が、それだけは口に出さず。

まぁまず、自然分娩推進病院なので、ムリだろうけど…。


朝、助産師サンが夜勤の人から日勤の人へバトンタッチ。

またも隣で出産。


なので、旦那は一旦帰る。


4歳2歳と3人目サン。

破水から4分後にはおぎゃあおぎゃあ…。

またも悲しくなる…。

が、軽く放置されて独りぼっち…。


導尿してくれる。

そういえばトイレに行ってない。

むくみも出てるらしい…。


この助産師サンのお陰で進みだす。

陣痛はやっぱり弱くなっているけど、頑張るしかない。


隣の出産が終わった後、旦那が来てくれる。


食事も睡眠もとってない私は陣痛の合間眠くて仕方なくなり、いびきをかいて眠るくらい…。

「寝てもいいよ~っ」と助産師サン。

気にせず合間に眠る。


陣痛がきたらいきむ。その繰り返し。

体力がなくなってきてるからあまり力がでないが、とりあえず力いっぱい頑張る。


「固いう●ちを出す感じ!!ここやで~」

「声を出してしまうと声にいきみが逃げてもったいないから静かにここだけに集中して~!!目あけて~」


いきみの次は大きく深呼吸で赤ちゃんへ酸素を必ず送って、NSTで心拍確認。

赤ちゃんはずっと元気。


旦那はそのたびに水分補給、汗をふいてくれたり、うちわであおいでくれたり…。


赤ちゃんも下がってきて、朝の時点からだいぶ進んだ。

ちょっとずつ下がり触れるようになり、胎胞が見えてきたと。


「これが破れたら破水するんやけどなぁ~」と言いつつ、卵膜をはがしてくれた。

薄い膜を見せてくれた。

でも破水はしない…。


「髪の毛も見えてきたよ~。すごい長いわぁ~。あ、この子男の子?」と。

髪の毛の生え方で性別わかるんだって。


旦那は下は見ないと言ってたが、なんのためらいもなく、「見る?」と言われ見る。

私にも助産師サンが鏡で見せてくれる。

卵くらぃの白いものが見えた。


助産師サンがいきむたびに胎胞を何度が触ってると破れた(笑)

ここまでも結構長かった。

破ってくれ~って思ってたので助かった(笑)

「あ、破れた。はい、破水」


との事でやっとこさのお産開始!!


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