7月以来3か月ぶりに台北に行って来ました。

宿は常宿化しつつあるPOSHPACKER HOTEL。



(外観はお借りしました。)


ルーフトップはランドリーと喫煙スペース。


駅近、安いのにドミトリーではなく個室(お友達と泊まる場合はもちろん2人部屋や3人部屋あり)、そしてバストイレの水回りがキレイ、とただ寝るだけなんだけど最低限の清潔感がないと嫌という人にはピッタリのホテル。

バスアメニティも台湾では定番のリンスinシャンプーではなくてコンディショナーがちゃんとあります。


髪の長い私でもちゃんとさらさらに仕上がった。
ヴァーベナの爽やかな香りも女子におすすめ。

トリートメントが不要っていうのは無駄な荷物が減ってよいです。


そんな素敵なPOSHPACKER HOTELから徒歩約2分、台北駅からも5分くらいの便利なところに新しくマッサージ屋さんができてました。


その名も楽足Massage。
前はこんなとこにこんなのなかったよなぁ、と思ってオーナーさんに伺ったところ11月15日にオープンしたばっかりだそう。

看板は台湾らしい中華系の電飾だけど店内はおしゃれ。






街スパは小汚ないところが多いので女子は
けっこう好きなんじゃないかな~ニコニコ


足湯に使うバスソルトもオーナーさんこだわりの漢方で落ち着くいい香り。
血行がよくなるやつなんだって。



足太いわ~。

マッサージのメニューやプライスは周辺のお店と変わらないです。
マッサージのテクニック自体も個人によるからわかりません。
(私に施術してくれた女性は私がやってほしいとこをピシャー!っと押さえているテクニシャンだった。以心伝心感がハンパなかった)

だけど私このお店は日本人に限らずすごくおすすめ。


なぜならオーナーさんが日本語上手。
英語もペラペラで上海語と母国語の台湾語合わせて4か国語がしゃべれるマルチリンガル。
60代後半で、というのがいちばんびっくり。
で、ホスピタリティが素晴らしい。
すっごく親切で上品。話してる日本語自体が今の日本人より丁寧で驚いた。

とっても穏やかな口調の方で和やかな気持ちになった。
オーナーさんが日本語達者なのでお客さんも続々と日本人が入ってきてたんだけど、回りのお客さんも「ここがいちばんよかった」って言ってました。
混んできたときにさっきまで日本語で話してたのにオール台湾語で話しかけられるとか(笑)ちょっとオペレーションが雑になっていたけどオープン2週間って考えると今後改善されると期待しています。

深夜2時まで営業してるのでLCCの深夜便で帰国する人はもちろん夜市で遅くまで遊び回ってホテルに戻る前に、みたいな使い方もできます。
夜が遅い台湾とはいえ意外と12時営業終了のマッサージ屋さんも多いので。

弾丸で遊びに行く人には12時と2時の大きな違いはきっとわかってもらえるはず(笑)

楽足マッサージのマップがなかったのでプロットしてみました。
台北駅の南側です。
セブンイレブンが目印になるので分かりやすい場所で、回りにおしゃれなベーカリーカフェもあります。
館前路にある「珈琲弄」はコットンキャンディーがのっかったアフォガードで有名で、1~2年前に日本にも出店してます。
ちなみに現地の人は普通のカフェメニューを頼む人が圧倒的に多く、私調べによるとイケメン店員揃い(笑)
この周辺はお手頃ホテルも多いしローカル朝食にも困らないので本当におすすめ。
福州世祖胡椒は饒河街夜市で有名な胡椒餅のお店でいつも行列(でもすぐ買える)。

台湾に行ってみたいけどどうなんだろ~という人がこのページを偶然見つけてくれるといいな~。




あと、今日マッサージ屋さんでこんな女子2人組を見たのでやめてほしいな、と思ったこと。

帰国前にマッサージしに来ていて、台湾元を使いきりたかったみたいなのですが日本円で支払い、日本円でお釣りがほしい、としきりに受付で話していて、オーナーさんが日本円で支払いはいいけどおつりは台湾元になっちゃうよ、と言うと不機嫌な顔で「だったらやらない」って。
あるわけないでしょ、日本円のおつり。

結局40分399元(日本円で約1,500円)の施術を1,000円札1枚でやってもらってたんだけど、こんなことしちゃだめだよ。

ディスカウントや日本円支払いができるって堂々と書いているガイドブックもあるけど、台湾は食事の物価は安いです。
マッサージも日本と比べれば割安。
だけど洋服や百貨店で売ってるものは日本と変わらないのね。
スタバなんて日本より高いです。

大卒の初任給が倍くらいの日本からやって来て現地の人を困らせるようなことは恥ずかしいと思ってほしい。
海外旅行で日本じゃできないことしたい気持ちもわかるし、ボッタクリには毅然とした態度とればいい。

だけど現地の人が困った態度をとるってことは本当に困ってるんだよ。

一時期と比べて円安が進んだので日本円のレート悪いです。

彼女たちから受け取った日本円は当然だけど台湾円に両替しなきゃ使い物にならない。
正規のマッサージ料金から値引きさせられた上に手数料とられて1,000円以下に両替されるの。

日本に戻って余ったお札を日本円に両替し直す、たかが数百円のためにそういうことして受けたマッサージは満足できたんだろうか。
支払いの時点で揉めたんだから彼らも腫れ物に触るような態度になってしまってたし、彼女たちの表情もずっと不機嫌だった。
私は仕事でも「不機嫌になる」という交渉手法は嫌いです。どちらかが折れるしか進まなくなるから。


旅行は楽しくするのもそうでなくするのも自分次第。
郷に入れば郷に従え、は外国でこそ発揮できるし、一度しか会わない外国人にとって「それが日本人」に見えるんだよ、と言いたかったです。
3連休。
地震以来親から帰ってこないよう言われていたので5ヶ月もたってようやく帰れた。


先月末にも少し大きめの余震があったのでヒヤっとしたけど、街中はすでに日常を取り戻しているように見えました。

おそらく被害の大きい益城と阿蘇に集中しているのかな。



実家に帰る前に熊本城を観てきました。



金曜日の仕事終わりで新幹線に乗って熊本城が目の前に見えるホテルに宿泊。

九州ふっこう割でお安くいい部屋に泊まれました。

夜は見えなかったビニールシートや瓦礫が見えます。


棒庵坂から見えた落石。


ここで涙腺崩壊。
なんだこれ戌亥櫓も飯田丸みたいに石垣プルプルじゃないか。



宇土櫓、大天守、小天守。
手前の塀は崩れてます。

ボランティアのおじいさんが話しかけてくれたけど、熊本城は多くが重要文化財で修復するにも関係省庁の調整後とが多いから崩落を防ぐ対応も難しい、復元されている上物の櫓よりも土台になっている石垣の危険性があるから人が入るには手入れもできないと言っていた。

台風で雨にさらされた建物は手入れができないと傷みが早いから宇土櫓が非常に心配だと言ってました。



たしかに、こうしてみると石垣や瓦の隙間から草木が伸びすぎてる。
根が広がると石垣が緩くなる…





これがTVでもよく報道されていた飯田丸五階櫓。
ジャッキアップして石垣の負荷を抑えてる。
飯田丸の近くはほかの石垣が密集してるから被害の拡大を防ぐために対処したと思われる。

あとは重量の問題か…。

戌亥櫓側はすでに崩落が酷いし、この先櫓が崩れても前方が空き地になっているから、という優先順位があるのかな。

すべて同時に、優先的にお願いしたいという気持ちが大きい。



馬具櫓。
ここもまずい。


人の手がはいらない公園は動物の格好の繁殖地。
カラスが異常に多かった。
カラスに罪ないけど巣や糞で城が傷められているのは明らか。

もうため息しかでない。



日本最長の長塀もこの状態。







大好きな下通からの天守閣。

いまだ避難生活を送っている人がいるのに城直してる場合じゃないと言う人も多いけど、熊本の人に愛されてる熊本城がありし日の姿を見せることは勇気になるはず。

観光資源でもある。地元の人に還元できる要素。

634億円かけて、20年もかかるという城の修復作業。

私ができる支援はこのうちなんの足しにもならない金額かもしれないけど続ける。

今年度内に復興城主の募集も始まるとか。
20年が19年に縮まることを願ってます。
東京旅。



いつもいくカフェでよく会うイケメンパティシエのお兄さんから教えてもらったローストビーフカツサンドをもって新幹線にライドオン。


現地で合流して新宿で晩ごはん。


パスタからのー、




ちょっと贅沢にヒルトン東京に泊まったんだけどなぜかお部屋の用意ができてませんとのことでグレードあがってたーーーーーーーーーーー!

エグゼクティブスイーーーーーーート!
めっちゃ広かった。

きれいで快適。
最高。



夜景…は別にきれいじゃなかった。



翌日はがっつりカフェでランチしてぶらぶら。


すみだ水族館は2回目。









金魚いっぱいいた。






台風が近づいていて関西とは気温差が10℃もあった涼しい東京。
夏の終わりを感じた旅でした(とかいって関西に戻ったらめっちゃ暑いんだろうか…)