私がまだ店長じゃなかった頃から来て下さっていたお客様がいる。
もう6年くらいにはなるかな。
当時もうすぐ生まれると仰っていたお孫さんが去年七五三だった。
7月の末頃に来店して下さったけどたまたま休憩にでていて応対しそびれてしまっていた。
もう会えないかな~と残念に思ってたんだけど
今日来て下さった。
お元気そうでなにより。
ちゃんと面と向かってご挨拶できて本当によかった。
店長になって、売り上げが上がってきて、
それに合わせて客数がどんどん増えたからゆっくり一人一人のお客様と
接することができなくなってしまっていた。
あえてそういう対応をしないようにもしていたし。
そういう状況で長く来て下さるお客様はとても大事な存在だったな。
たくさん買ってくれるからじゃない。
私にとっての癒やしみたいなものでもあった。
つらくて辞めたくなったとき、
このお客様たちが私と、お店に飽きてしまうまでは絶対辞めたらあかん、と思い直してやってきた。
疲れて疲れてこんな大事なことを忘れて辞めるって決めてしまった。
今になってこんな後悔するなんて。