震災の日の儀式
YUGO(ギタボ)


阪神淡路大震災が起きた1月17日


「いちげんさん」「ビートキッズ」
「ふたたび swing me again」
などの映画監督であり

役者でもある。。。

塩屋 俊さん
プロデュースの

震災復興支援ミュージカル

「あの空をこえて」
に、

リードギターリストとして、参加するため、


僕は尼崎ピッコロシアター大ホールに居ました。




動員はめでたく、2回公演で800人を越えましたーーーー!!!!!!!
ご来場頂いた皆様ありがとうございました♪




http://www.47news.jp/localnews/hyogo/2012/01/post_20120118144638.html

(神戸新聞)


THE OPENING CLOUD の ブログ-あの空を越えて1



バンドマンとして学歴などのプロフィールの必要を感じず、
あまり公の情報として出す事もなかったんだけど、
僕は神戸の、大手前大学 社会情報学科を卒業しています。
女子大から共学になった年にこの学科が新設され、
つまり僕は一期生でした。
当時、情報と社会学をいっぺんに学ぶ学科はめずらしく、
本来200人のはずの学科生が、ふたをあけると400人居ました。

多くの人が本命にしてたのですね~
優秀というか、何かやってやろうって感じの面白い奴らが多かったなぁ
マスコミとか、IT関係に就職した友達が多く、
ほとんどはもう子供も居て、そろそろ家でも買う頃かなぁ~

あいつはロスで、証券会社でもやってんだっけなぁ~
学生時代、バンドをめっちゃ応援してくれていた
岸本とかゆう、、、そんな悪友も、
ロスからかけつけてくれました♪

音楽部初代部長、藤井くんは
スーツ着て大学に残って職員やってるんだから、、、
なんか嫌になっちゃうなぁ~
みんなフケたなぁ~~~~


現在理事長の福井先生。
当時はゼミをもたれていて、
学校全体の雰囲気をアットホームにして下さってたように思います。
今回、久々の再会にも関わらず、会うなり理事長が名前で呼んで下さってねー
嬉しかったなぁ
そんな大学ありますか?!
今も先生方とも連絡取り合っているし、
今回久々にお会いした職員さん達とも、
当時のことを懐かしんでいました。


大手前大学は、
阪神淡路大震災のとき、校舎のない学校になりました。
そんな中、当時の学生が
新入生と地域の方々に、もちろん在学生にも向け、復興祭を開催し、
その実話を元に今回のミュージカルが制作されました。
一から作るエネルギーと一体感が、
一期生である僕らの年にもあった気がします。

復興祭のクライマックス、バンドの演奏シーンで、
それまで裏方に徹していた、僕らバックバンドにライトが当たり、
ギターを弾きまくりました!!!

うねるリフ、スウィープ、速弾き、
ソロの終わりにはギターを頭の上に上げ、
400人のお客さんに向かって訴えかけました!
俺のギターは最高だってことをね!!!
きっと、復興祭はそれで良かったんだよ!!!!
それが俺の生きる意味なんだから、
やり過ぎと思われても、良いとこ持って行ったと言われても、、、
正解だと信じている!!!!!



THE OPENING CLOUD の ブログ-あの空を越えて3



お客さん、出演者、先生方、大学の職員さん、制作スタッフ、理事長もさ、
皆終わってから泣いたり、抱き合ったり、良い顔してたよ~
こんな大学ありますかー!!!???

神戸って、やっぱ特別な街だなぁーと感じさせられました。
息子を亡くした父が、自分のせいだと悔やむ場面があって、
多くのお客さんが泣いてらした。。。
そのとき、お客さんは被災者の方が多い事を、ふと実感した。
神戸の街は、苦しみや悲しみを乗り越えて、今がある。
それはね、上演中、終演後のお客さんの顔が物語っていた。
もちろん、出演者やスタッフの顔からも色々な物が伝わってきた。
そこに一緒にいて、あの顔を見ないと分からない事ばかりで、
僕は正直、京都に住んでいると、
阪神淡路大震災にしろ、東日本大震災にしろ、
人ごとなんだと、実感してしまった。


被災した大手前大学が主催し、
大手前大学の学生が中心となって出演し、
被災者である方々と、そうでない僕らが、
阪神淡路大震災が起きた日に、
尼崎のピッコロシアターで、
「あの空をこえて」というミュージカルで同じ時間を過ごした。
それはまるで、
本当に意味のある
阪神淡路大震災の日の儀式のようだった。




今回、僕を招集して下さった大手前大学の先生に何より感謝してます。


プロの制作チームの方々との出会いも素晴らしいものでした!


東京から来られてた音楽監督の池田さんの楽曲の良さ、
プレイして楽しい曲を作って下さった事にも感謝しています。
行った事のないコード進行の旅へ連れて行って下さって、
それでいて今も曲が頭から離れないから、
つまりキャッチーなんだよ!!それって凄いねー
名残惜しそうに帰って行かれたようで、
今回の作品への思い入れ、達成感が滲んでるなぁ~


演出の佐渡山さんは関西の方で、
テレビでは情報番組とかの演出もされてるらしいです。
練習時は厳しく、オフの時はフランクに、
生徒ともしっかり信頼関係を築いてはりましたねー


バンマスはJazz部、元部長の元木くん!!
さすが、ハイレベルな大手前のJazz部をまとめてるだけあって、
素晴らしい責任感と、仕切りでありました。
ドラムのクリリンは、和紗ちゃんのバックもやってる、
現役学生でありながら、かなりの腕前でらっしゃるー!!!




一人一人紹介したいけど、なんせ、皆最高でした!!!!

あの場所に居させて頂き、ありがとうございました。




震災復興支援ミュージカル「あの空をこえて」
【上演日】2012年1月17日(火)
【開演時間】(1)13:00~ (2)18:00~ (各回30分前開場)
【会場】ピッコロシアター大ホール
http://hyogo-arts.or.jp/piccolo
【鑑賞料】1,000円(中学生以下無料)全席自由
※鑑賞料は東日本大震災復興支援募金へ寄付いたします。

大手前短期大学創立60周年記念事業
【主催】大手前大学・大手前短期大学 大手前ルネサンス制作・上演プロジェクト
【共催】大学コンソーシアムひょうご神戸
【後援】兵庫県・西宮市・尼崎市・西宮市大学交流協議会