とある歌手のMVの中で、曲に合わせて歌詞を手話にしているシーンがあり、それがまたX(旧Twitter)で話題になってますね。

私の見解は過去のブログでも表明したのですが見当たらない?過激すぎて自分で削除したかも。(笑)


私の初めての手話歌との出会いは、現住地での基礎入門講座でした。


聴講師の中に、毎回必ずカセットデッキを持参してくる人がいて、最後にろう講師そっちのけで童謡の手話歌を歌わせられました。

私は老人ホームのレクリエーション、園児のお遊戯をしている気持ちになり、アタマに血が登ったのを覚えてます。

この十分間があるなら、生のろう者の手話を見たい!歯を食いしばって耐えてました。

ある時、それとなくろう講師に相談してみました。すると、「私も不愉快に思っているが、偉い人なので言えない」とのこと。

そこは手話を勉強する場であり、一番重要であり最優先されるべきはネイティブサイナーなはず。そして受講生の貴重な時間をお遊戯や歴史談義(高齢男性で元教職なので話それがち)に充てられたくない!

それを表現できる手話力も勇気もなかったので、結局、修了式のご意見感想欄にビッシリ意見を描き込みました。


私の意見が通ったのかはわかりませんが、次の年からその方は講師を外れたようです。


そうは言っても、サークルには幼稚園から手話歌指導の依頼があったり、行事には必ず手話歌をする機会があったりします。

私個人としては断れますが、代表者の立場としては断れないかもしれません。

難しい問題ですね。。。