2月末、2024年度予算案は衆議院を通過し、参議院での審議に移りました。

 

制度上、これで3月末の成立が決まりました。

 

さてここで、2月に行われた、マスコミ各社の内閣支持率調査の結果を振り返ってみましょう。

 

最低は、毎日17%、朝日21%、読売24%、フジ・サンケイ28%でしたね。

 

各社とも1月の結果より5%近く下げています。

 

岸田政権も、いよいよ最終局面を迎えて来ました。。

 

今後の政局について、キツツキの政治評論家、嘘月飛夫先生にお話を伺いました。

 

嘘月飛夫

 

3月中は、裏金問題について野党からの追及が続き国会は紛糾するじじゃろう。

 

しかし、24年度予算は通過したので国会審議の山は越したわけじゃ。

 

まずは、今後の政治日程をみてみよう。

 

4月10日、岸田首相のアメリカ公式訪問。

 

4月28日、衆議院補欠選挙。

 

6月になると国会が会期末を迎える。

 

7月7日、東京都知事選挙。

 

9月30日、自民党総裁選挙

 

11月、米国大統領選挙。

 

となっている。

 

岸田文雄首相には、4つの可能性が残されている。

 

 

1.9月の総裁選で再選される。

 

2.4月か6月に解散総選挙に打って出る。

 

3.9月の総裁選の直前に辞任し、再出馬は断念する。

 

4.4月から5月の時期に辞任する。

 

9月の総裁選出馬そして再選、夏までに解散総選挙に打って出る可能性は、今の政情からして無理じゃ。

 

3か4のどちらかじゃな。

 

さてそうなると誰が次期総理になるかじゃ。

 

昨年の11月時点で行われた、次期自民党総裁にふさわしい人は、というアンケート結果は以下のごとくじゃ。

 

1.石破茂     16%

2.小泉進次郎   15%

3.河野太郎    13%

4.高市早苗    9% 

5.管義偉     5%

6.岸田文雄    5%

7.林芳正     3%

8.小渕優子    2%

9.上川陽子    2%

10.野田聖子    2%

11.茂木敏充    1%

12.荻生田光一   1% 

 

ところが、今年3月始めに行われたアンケートでは以下のように変わっておる。

 

1.石場茂      19%

2.小泉進次郎    16%

3.上川陽子     10%

4.河野太郎     9%

5.管義偉      5%

6.高市早苗     5%

7.岸田文雄     4%

8.野田聖子     2%

9.茂木敏充     2%

10.加藤勝信     1%

11.林芳正      1%

 

支持率が上昇したのは、石破、小泉、上川の3氏じゃ。

 

特に上川氏は、2%から10%へ11位から3位へと急上昇しておる。

 

一方、支持率を減らしたのは高市、河野、林、小渕、荻生田の5氏じゃな。

 

小渕、萩生田の両氏は、リストから消えてしまったワイ。

 

おそらく、4月になれば石破、小泉、上川の3氏が支持率18%前後でトップに並ぶことになる。

 

小泉氏は、次期総裁選に出馬しない。

 

また、石破氏は総裁選挙で過去に4敗。

 

優柔不断の負け癖男に、20人の国会議員推薦者が集まるかな。

 

わしの考えでは、5月になるか9月になるかは不明じゃが、次期自民党総裁、つまり次期首相は上川陽子氏で決まりじゃな。