こんばんは。霧降車輛ことKirifuriです。
ようやく第二次試作品を出力するためのお金も用意出来、後は修正版モデルの完成を待つのみですが……
そうです。強敵、屋根のモデリングを行わなければならないのです。
モデリングの難易度も然ることながら、一番の困難が伴うのは資料集め。ましてや、こんな古い電車……しかも、主に朝夕の運用のみ、5年しか走らなかった電車です。
そんなこんなで、各方面から資料をかき集め、大体の配管の取り回しは推定できたのですが、どうしても鉤外し線の位置が特定できなかったのです。
1時間近く資料と格闘した挙句、決め手となったのは、あの「迷列車で行こう」シリーズ。
ここまで屋根がバッチリ写っている資料は初めて見た!
ということで、札幌市の公文書館のホームページを当たると、ドンピシャな写真がありました。この写真です。
パンタ廻りを拡大してみると……
このようになっています。パンタ台の下側、やや左から延びる、母線より一回り細い管。
これが鉤外し線だろうと推測されます。
さらに、副産物として配管止めの個数まで判明しました。3つですね。
結局、この図が出来上がりました。しかし、この四角い箱、何なんでしょうねぇ……
ここからさらに配管とか伸びてたら嫌なんですが()
何はともあれ、これでやっと屋根のモデリングに入れそうですね。
では!