とぶくじらの本番への歩みが
進んでいます。
この三連休の練習は、
雪の影響が懸念されましたが、
無事に練習ができて、
ホッとしました。
みなさんは、
雪の影響は大丈夫でしたでしょうか?
とぶくじらでは、
衣装を着た練習がスタート!
衣装を着ると、
みんなのテンションもグッと上がり、
練習への集中力があがります。
だからこそ、
演出をする私も本気の指導に
なっていきます。
小さかろうが、
初めてであろうが、
舞台に立つ以上、
一人の表現者です。
その表現が本気の
いきいきとしたものであればあるほど、
観ている方々の心に届きます。
そして、
本気で練習していれば、
その経験が本番への勇気となります。
厳しく教えるのではなく、
本気になって、
私は真剣なんだということを、
全身で発していきます。
いつもより、
ハリのある声で、
より全身を大きく使って、
みんなの声を少し大きくするために、
音響のボリュームを少し大きくします。
その子その子の今に、
力強く背中を押す言葉をかけます。
できていないところは繰り返し、
できたら大いに喜び合います。
作品の後半の戦いのシーンは、
いくら剣が木の棒でできているとはいえ、
あたっては怪我をしますから、
特に緊張感をもっておこないます。
そして、そんな緊張感を
長くしすぎると、
ミュージカルを嫌になってしまうから、
スピーディーに進めながら、
一気に行いました。
戦いが好きな子たちは、
吸収も早く、
怪我なく仕上がり、
ホッとしました。
チャンバラごっこをする子が、
最近は少なくなっていますが、
人と体ごと向かい合い、
自分の安全を確保する距離感を学び、
怪我の可能性を減らす身のこなしが
練習できる体験だと思います。
本番まで、
リラックスの時間と、
緊張感のある練習と、
緩急つけながら、
みんなの心が豊かになるよう、
準備をしていきたいと思います。