ダブルレインボー | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



私の夏は、

ほぼミュージカルで出来ています。


役決めに向けて脚本を作り、

役決めを行い、

配役決定をして、

次はその役に合わせて、

さらに脚本を直します。


天気を操る神になりたい、

と言った子のために、

月を出す観音様を作ったら、

本人は役決めで気が変わり、

鳥の役がいいと言う。


でも、鳥は妖怪だしなぁ…

優しいその子は、

実際に役になって、

鳥妖怪だけじゃ嫌になるかも。


あ、そうだ。

鳥はもともと鳳凰だったことにしよう!


天界で歌を歌う優しい鳳凰。


それなら、

ソロを歌いたがっていた別の女の子にも、

活躍の場面が作れる。


衣装も妖怪よりは

天女系でいけるね!


と、まあ、

そんな感じに脚本を直すわけです。


子どもの思いは、

うつろいやすいもの。


前はこういったじゃない?!

なんて、気持ちを縛ったら、

想像の翼が折れてしまいます。


果てない夢をえがけるのは、

たくさんの可能性があってこそ。


子どもの思いを

全方位でキャッチして、

斜め上に行く気概ですすめます。


それができたら、

音楽を選びます。


時間を作って、

衣装を引っ張りだして、

今年作りたすのを

夏のうちに算段をしたいな。


でも、ふと、

自分のための夏の楽しみが

薄いことが寂しくなることもあります。


たくさん夏の情報があふれる中、

私は何してるんだ?とか。


ふと思ったりして。


ミュージカルの内容ばかりに肩入れすると、

バランスが悪くなるみたいです。


昨日見た

ダブルレインボーは、

ちょっとしたご褒美気分でした。


その虹を見ながら、

友だちに会いに行き、

そんなやるせない思いを話したら、

「自分のために小説書いたら?」と、

言われました。


「書くの好きなんでしょ?

休憩がてら、

自分のために書くのもいいんじない?」


目から鱗とはこのことか…。


昨日、帰ってから、

さっそくペンを走らせたら、

短編小説が一気に書き上がりました。


小学生の時から、

叶えたい夢や希望を

辛い時にこそ

物語にしていたなぁ〜


人に見せるためじゃなく、

自分が読むためだけの物語。


食べ物が出てくる小説が好きだから、

食べ物が出てくる小説にしました。


小豆のお菓子がモチーフの

オムニバス短編小説です。


こんな夏の楽しみ方があるとは…


おはぎを食べながら、

おはぎの出てくる小説を書く。


次は、

宇治金時モチーフの話を書きます。


いろんな夏があり、

いろんな心のバランスの取り方がある。


みんなと同じでなくてもいいのか。


花火や祭りやキャンプはあまり

行ってないけど、

楽しめているしね。


ちょっと風変わりな生き方をしている私は、

時々、そんな気持ちに溺れ、

思わぬところから回復しています。


みなさんも、楽しい夏を。


どんな一年も、

毎年一回きりの夏。


せっかくなら、

楽しい夏を。