冷静さと情熱を持って表現を楽しむ〜表現法③ | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


私たち人間は、
紀元前の昔から、 
1人の人間として自立しながら
人と協調して生きる大切さを
哲学や心理学などで説いています。

そして、それを目指して
さまざまなことをして、
考え方を変えようとしたり、
落ち着いて自分を見ようと
体や呼吸を整えたり、
自己コントロール力を
高めるように瞑想したりしています。

太古の昔より
考えられているのは、
冷静に自己コントロールすること。

心も体も頭も
落ち着いて状況に対応しようと
さまざまな努力をしています。

それとは別に、
トランス状態というのがあります。

神事の舞などにはよくあります。

祈り続けたり、
踊り続けることなどで、
我が消え去り、
一種の瞑想状態に入るというもの。

自と他の区別がなくなり、
一つのエネルギーとなる。

私は大学のオリエンテーション合宿で、
火を囲みマイムマイムを踊り続けたとき、
感じました。

高揚した一体感。

でもこれは、一時的な酔いのようなもの。
さめると、素に戻ってしまいます。

私はこどもミュージカルをする空間は、
まさにこの
“冷静と情熱の間”みたいなところと
考えています。

最初は、それぞれがゆっくりと、
自分の思いの中から、
表現を出していきます。

繊細に始めたものは、
だんだんと夢中になります。

主観的なやる気があふれ、
仲間と一体感が出て来ます。

そこにストーリーや振付、
歌の歌詞など客観的な冷静さに
引き戻します。

その与えられた世界観の中、
さらに夢中になり、
一体感を得ていきます。

本当に素晴らしい芸術には、
この冷静さも大切です。

今年のこどもミュージカルは、
こどもたちともたくさん
セリフも考えたいと思っています。

まずは、体験レッスンで、
『オズ』のストーリーを話しながら、
みんなで場面を考えながら
セリフを作っていく予定。

会場が決まった名東、犬山、大府には、
レッスンの注意事項など、
連絡しています。

もし、
連絡がきていない上記3つのチームの人は、
ご連絡くださいね。