情熱がないと、歌は生まれない | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


連休も後1日。

今日が私は唯一の連休らしい日。
今から狂言を観に行きます。

連休中に仕上げたかった『西遊記』は、
やっと天竺にたどりついたところ。

ああ…連休中に終わらないかも💦

でも、かなり進んだから、
だいぶよし、です。

さて、劇中歌は、
ミュージカルなのでたくさんありますが、
歌を作るのは慎重に進めるから、
7月までに作っていきます。

脚本は役が決まった後の9月に渡すから、
流れができてればいいのですが、
歌は一回教えたら、
作り変えるわけにはいかないから。

歌を作るのは、難しいです。

もともと楽譜も読めないし、
音楽的なセンスがないんです。

いつも歌ってるこどもでしたが、
音楽会では口パクにして、と、
先生に言われるくらいの音痴。

踊るのも大好きで、
道を歩きながらでも弾んじゃうけど、
ダンスとしてのセンスや
リズム感も乏しいです。

そんな私が
ミュージカルを作っているのが、
そもそも不思議ですが、
だからこそ、
苦手な子に教えるのは大好き。

そして、歌の歌詞。

今、必死で考えていますが、
昨日、面白いことに気づきました。

私はちょっとしたストレスがかかると、
いい歌が作れる、ということ。

昔、師匠が言っていました。

全ての歌は情熱から生まれる。
失恋の歌ですら、
結局は愛の賛歌なんだと。

絶望感あふれる歌詞なら、
それは、希望を歌っている。

たしかにそう思って聴くと、
全ての歌が生きている賛歌みたい。

私も、ストレスがかかると、
こんな気持ちを歌にしたい。

こんな気持ちを持っている子の言葉を、
歌にして代弁したいと、
生きる情熱が出てくるみたいです。

昨日、作った歌は、
孫悟空が観音様に
自分の不遇を訴える歌。

どんなに頑張っても、
何かが起きると、
すぐに自分のせいになる。
いつも、悪さしてるからって、
そんなのヒドイ!

と、いう歌詞です。

とぶくじらには、
ヤンチャだけど優しい子がたくさんいて、
時々、そんな周りの決めつけに
傷ついています。

だから、それを歌にしてみました。

我ながら気に入って、
何度も歌って
メロディと擦り合わせています。

歌は何度も歌うから、
こどもたちの体にしみていきます。

その歌が、
思わず歌いたくなるようなものであるよう、
まずは私が歌いたい歌を作ります!