今日は専門学校で授業の日。
今のクラスは3回目だから、
このクラスは今日で最後です。
次回からは新たなクラスに変ります。
クラスを二つに分けて、学生たちと
『アラジンと魔法のランプ』の
1シーンを作り、発表しあいます。
たった3回の授業で、
たとえ10分の場面でも仕上げるのは、
なかなか大変です。
そもそもミュージカルの1シーンを
やるだけじゃなく、
ボディートークの体ほぐしや
理論、自然体運動や
ヒューマンパフォーマンスも
しているのに!
でも、4人の教科担任
(ボディートーク、児童文学、わらべうた、造形)は、
3回の授業でなにかしら作品を
仕上げて回していく仕組みだから、
できるところまでやっていきます。
でも、これがなかなか!
学生たちの力で、
発表までいくんです*\(^o^)/*
それぞれの個性の中で。
仲間と助け合いながら。
練習の中で、
少しずつ仲間になりながら。
最近の若者の関係は、
気薄気味だと言われます。
たしかに、相手の中に
入り込みすぎないよう、
すごい気を遣いあっていて、
なかなか自分を出せていない子も
たくさんいます。
でも、ああだこうだと
言ってる間もなく、
みんなでやらなきゃいけなくなれば、
みんな、力を合わしあい、
人を認め始める場面もたくさんあります。
ボディートークでは体ほぐしをして、
素直に自分を出しやすい環境をつくります。
そして、
互いが協力しやすい環境さえ用意したら、
あとは自分たちの力でつながっていく。
こどもミュージカルでも、
私が介入しすぎないでいたら、
こどもたちなりに
共同体を作っています。
助けすぎると、
かえって積極性を奪うのかもしれません。
学校たちに最後には必ず、
「自」を教えます。
おのずからある生命を
みずから生きる大切さ。
師匠が教えてくれた
とても大事な生き方のとらえかた。
1人にでも伝われば、
私の授業は大成功!
でも、ことばなんかにしなくても、
自分たちで作品発表にこぎつけている
学生たちをみると、
すでに感じているし、
たくさん伝わっているのを感じます。
自分を大切に、
自分の生命を
積極的に生きてほしいです*\(^o^)/*