夏休みも残り3週間スター


今年の夏は
“ボク”のサマーキャンプを入れまくった。
外で体力を発散してきてくれて良い感じウインク



先日の出来事。

たまっていたドラマをゆっくり見ようと思ったら朝から火災報知器がずっと鳴るし
停電になるしガーン


今日はツイてないなぁ赤ちゃん泣き



そしてその日の夕方。
帰宅すると向かいの住人のドアの前に

見慣れない赤い椅子が2脚と扇風機が
ドーン、と置いてある。



なんでこんなとこに。
はて?







不思議に思いながら
部屋に入って食事の支度をしようと思った



そのとき――




ドンドンドンピリピリ



.......この音。

私はこの「ドアノック音」が苦手だ。


宅配や郵便物は
アパートのパッケージルームに届くので


ドアを叩くのは
メンテナンスかイタズラ無気力

(過去にドアを叩いて逃げるタズラがありました)




恐る恐るドアスコープを覗くと、そこには
見慣れない黒人のおばさん。
年配。


ドア越しに

あんぐり「どうされました??」



真顔「向かいの住人だけど
トラブルが起きたから…
¢$€∆§$∆€&%......助けて!」




聞き取れないけど、
「助けて!」は聞こえた。



でも、ここはアメリカ。
知らない人にドアを開けるのは正直怖い。


あんぐり「助けが必要ですか?」

真顔「はい.......」


そして私は、
なぜか、ドアを開けてしまった。


(今思い返すとめっちゃ危険ピリピリ


おばさんは言った。


真顔「今帰ってきたんだけど
この赤い椅子に男が座ってたの。
小さな子供に気をつけて!
男がタバコ吸ってたの!

昼寝してたらドアノックされて、
開けたら勝手に部屋に入ってきて!!
自転車自転車を盗まれたの!」



パニックになっているようだった。


真顔「警察に電話するから携帯貸して!
あの男たち、携帯も盗んでいったの」


(いつの間にか男たちって、複数形になった)


あんぐり「えっ、携帯も盗られたの?」



色々疑問はあったけど
ともかく携帯を貸し、911に電話。



おばさんは
電話で住所を伝え、
よくわからない説明を始める。




そして電話を切った後に、
私に衝撃の一言。。。



真顔「オペレーターがね、
“また、あなたなのね”
って言ってたからすぐ来ると思うわ」



.......またあなたなのね????






ポリスが来るまで

おばさんは私に自分の部屋を見せながら
再度状況を説明してくれた。


真顔「今ねこの廊下を歩いて帰宅したら
この赤い椅子に大きな男たちが座ってたの。
タバコを吸ってたわ」


(今さっき帰宅したのね)



真顔「ドアをノックされたんだけど
あの部屋で昼寝してたの」

(帰宅したばかりなんじゃないの?)
(昼寝してたの?)


真顔「何度もノックするからドアを開けたら
男たちが入ってきてあの自転車を盗まれたの」


って、「ほらっ!」って
おばさんが指さした方向には
間違いなく立派なチャリがある自転車キラキラ



....え、自転車あるじゃん。




しかも、
男がタバコ吸ってたって言ってたけど、
タバコのにおい、微塵もない。


ていうか私も5分くらい前に帰ってきたけど
誰も座ってなかった.....



まだ私のスマホを握りしめてるおばさん。
どさくさに紛れて
私のスマホが取られないかドキドキしてた。


(疑ってごめん)


ポリス到着パトカー
私は部屋に戻った。


警察も特に近所に聞き込みせず、
あっさり帰っていった。


そういうことね。
ただの911通報の常連さんなのねおいで




そして思ったのです。

 今回、私が電話を貸してしまったことで
次は別のストーリーを作って、
我が家のドアをノックしてくるかもしれない。


私の住む街は安全なエリアだけど、
人助けでドアを開けてしまったが為に
強盗に入られるケースもある。


無視するのは冷たい気もする。
でも、やっぱり怖い。
善意の境界線って、どこなんだろう。。。