徹夜の窯焚きも、妻の協力のお陰で無事終了。
今回は温度の上昇が思うようにいかず、どうしたものかと苦労しましたが、薪の量にも余裕があったので、少し低温のまま長時間引っ張りました。


さてどうなったか?


この時は毎回緊張しますねー。

こんな感じでした。


長時間引っ張ったお陰で灰がしっかり付き、美しい自然釉の作品がたくさん出来ました。


いくつかご紹介致します。


マグカップです。

右側は成形後素焼きをしたものです。形は違いますが、左側が今回焼いたものです。


釉薬を掛けて焼いたんでしょう、と言われそうですが反対側はこんな感じです。


いろんな表情が出る所が薪窯の良いところですねー。

このカップ、内側も凄いんです。


底に溜まった美しいブルー。

長時間焼くと、作品を乗せている棚の裏側に付いた灰が、鍾乳洞の様に垂れてきて落ちる事があります。それがたまたまこの中に入ったというわけです。

今回は、こうなった作品が結構ありました。


続いて急須です。


これも良く灰が付いていますねー。

蓋が張り付いていたらどうしようかと思いましたが、なんとか全部無傷でとれました。


これから作品の仕上げに取り掛かります。

底を擦ったり、水漏れがしたりしないか確認したり、とやる事が山積みです。


作品は、今月の13日(木)〜19日(水)まで大分市のトキハ本店5階、陶器売り場での展示会に並びますので、是非お越しくださいませ。






陶房ふくなが