■本著の主眼(著者の意図)
最悪をシュミレーションして、考えられる人の未来はいつも明るい。
なぜなら、生き残れる人は、優秀な人間ではなく、環境に適応できる人だから。
よって、現実を直視し、今分かる最悪のシナリオ(来るべき未来)を描き、何ができるか各人で考えよう。
■本著の構成
4つのチャプターで構成されています。
Chap.1 未来を明るくするテクノロジー
Chap.2 不幸にする未来の経済
Chap.3 未来を予測する力を身につける
Chap.4 天災(富士山噴火、南海トラフ、首都直下型地震)は起こる
医療、エネルギー、年金、社会保障、衣食住、教育、天災…話題は多岐に及びます。
圧倒的な知識と情報量で、2040年の日本(ときどき世界)を提示してくれています。
成毛さんの本にハズレなしはここでも証明されています。
間違いなく面白い内容です。
チャプターによっては、暗い気持ちにもなりますが、現実を直視することから全ては始まります。
最悪を想定して動く、これは企業活動も個人も同じですよね。
大変参考になる情報。
成毛さん、ありがとうございます。
追伸)
あとがきで、国を忘れろ!のメッセージと共に、本著を持って成毛さんが執筆活動を休止宣言!(T_T)
ショックがデカすぎる…。