わたしは竜という存在を、「源から生じた、文明化されていないエネルギーそのもの」だと考えています。
神社に祀られたり、スピリチュアルな人々に力を貸している「龍神」とは別の存在です。
龍神は秩序の化身ですが、竜は混沌の化身です。竜は野生動物であり、どこにも属しません。
龍神は物質界の隣に居ますが、竜は源に居ます。より文明に理解があるのが龍神、文明には何の興味もないのが竜です。破壊し、再構成し、創造するのが竜の役割であり、"遊び"です。
わたしは竜の無邪気さが好きです。まるで宇宙の長老のようであり、幼い子供のようでもあります。
人びとは彼らの混沌を恐れるでしょう。だから、物語の英雄は竜を退治するのです。
竜が好きです。わたしもまた、文明化されなかった野生動物です。
わたしは源のエネルギーとともに、この地球で混沌を歌います。踊るように生きていきます。
竜はどこまでも自由です。わたしは、竜のエネルギーを人々に手渡していく、混沌の巫女なのです。