西新宿整形外科クリニックの歩み Day93:小児低身長。遺伝の壁を越えられるか!?③ | 子供の低身長改善チャレンジプログラム

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子供の身長はサプリでは伸びない!わかっているけど買ってしまう。今は治療できる時代。でも治療だけでもダメなのです。多くの方々と情報共有・情報発信して子供の低身長改善にチャレンジ!

西新宿整形外科クリニックです


さて本日は、先日に引き続き、小児(子供)の低身長治療、
子供の身長は遺伝の壁を越えられるか!?
の第三弾をお話いたします

結論からお話すると、遺伝はするがどの程度影響を及ぼすかは今後さらなる研究が必要となる!と言う事です


Nature 2014

この論文は、2014年にNature geneticsという、極めて信憑性が高い論文に投稿された最新のものです。

内容を簡単に説明します
これは、253000人以上を対象に身長に関与する遺伝子を研究調査いたしました。
現在までにの人間の身長を決定する遺伝子は多数存在しておりましたが、新たに697個の遺伝子多様体が発見されたとのことです。

(概要)

(目的)
人間の身長に関連する遺伝子多様体の新規同定

(方法)
人間の身長に関する79件の研究で得られたデータを組み合わせて、成人の身長が決まる際に関係する遺伝子を新たに同定する。

(結果)
身長と強く関連する697個の遺伝子多様体が発見された。

(考察)
最近他のグループが行った183,727人を対象とした人間の身長に関する研究では、わずか180個の遺伝子多様体しか同定されなかったのですが、今回の報告では697個と沢山発見されたようです

さらに過去において身長について観察される個人差に影響を及ぼす遺伝子は数万個寄与していると言われておりますが、その大部分のものは影響が非常に小さいと指摘もしております。

今回の研究で発見された697個の遺伝子多様体は、身長の個人差の約16%の原因となっているそうです。
これらの多様体に対応する一連の遺伝子には、骨と軟骨の成長と形成に関与する遺伝子(例えば、コラーゲンに関与する遺伝子や骨を形成する遺伝子など)が多く含まれておりました。
今回の研究の限界点は同定された遺伝子には、骨成長の調節機能を持つと考えられていなかったものも含まれていること。つまりさらなる研究が必要になります。

なつれ20142


現在においての遺伝と身長に関する研究は非常に進んでおります。
遺伝することは確かに事実です。
現在は何が・どの程度遺伝するのかを、遺伝子レベルでの解析が行われているのです
しかしながら、さらなる研究が必要な段階で、簡単に両親の身長が・・・cmだから、我が家の子供の身長は・・・cm位かな??とは現段階では言えないのですよね。

以上、数回にわたって子供の身長と遺伝についてお話してまいりました

当たり前のことですが、身長には環境(食事・睡眠・運動)の影響も大きいことは周知の事実です。

タイトルにあるように、ご両親は遺伝の壁を越えるべく早い時期からお子様に目を向けてあげることが大切です。
私達のクリニックが、そのわずかな部分でもお手伝いできたら幸いです。


どうぞ、お子様の身長で悩んだら、西新宿整形外科にご来院ください!




本クリニックの主な治療内容
1)脚延長手術
2)小児成長ホルモン治療
3)O脚矯正手術
4)切らない椎間板ヘルニアレーザー治療
5)骨・関節・靱帯・腱損傷(変形性関節症、離断性骨軟骨炎、骨壊死、腱炎・靱帯損傷など)に対するPRP治療
6)整形外科一般診療

上記治療にご興味のある方、治療をご検討されている方は以下のHPよりご確認ください
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    当クリニックでは海外で脚延長を手術を受けたけれども、満足のいく結果が得られなかった方からのご質問・診察もお受け致します!

    どうぞお気軽にお問い合わせください!

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    本院可为各位患者増高 5cmー10cm
    成功率最高
    整形外科。
    敬请光临

    院长   飞 田