大学の寮ではカフェテリアの夕食時間が早く、
その後、テレビのあるオープンスペースで集う学生も多かった。
でも、Sherilは、そういうところには全く顔出さない
後でわかったが、群れを好まず自由に自分の世界で
行動するタイプ
そんな彼女が、数日後
''ねぇ、ルームメートのAmy のこと、いろいろ聞いてみたけど、
彼女の事は気にしないでいい!
寮の中でも有名なわがまま娘 言葉悪しいし
相手にしなくていいよ
みんな(?)手を焼いてるぐらいだから"
(もちろん、英語で)
と。そして、
"彼女とずっとルームメイトでいる必要ないし、
ルームメイト替えるのはよくあること! 誰か違う人探そう!"
と。 ルームメートを変えることができる!
嫌ならいやといえばいい。我慢することなんか全くない
すごく気持ちが軽くなったのを覚えている
また、シェリルの友達が彼女の部屋に遊びに来た時には、
話を聞いて友達も
"彼女に一言、物申してくるわ!
なんだったら、追い出そうか"
と過激な発言
私の気持ちを楽にしてくれた
そして、one semester (前期) が終わる前に
Sheril は寮のメンバーたちに声をかけて、
ルームメイト募集している子を探し、私のルームメイトに
なってくれる人を探してくれていた
ある日
"次にルームメイトになっていいっていう子見つけたから、
一緒に会いに行こう!"
と。
本当に彼女には、さりげなく、しかし、がっしりと
助けてもらっていて感謝しかない
そして、彼女の自由奔放な在り方は、
私のくそ真面目だったところにも大きな影響を与えた
と思う
彼女の車で出かけたりもしたが、疲れるとダッシュボードに
足あげて運転
渋滞すると、横に止まった車の男の子に声かけてナンパしたり
ハリウッドで靴擦れした私には、
裸足で歩こう!
と一緒に裸足で街中歩いたり
家に泊まりにいったらびっくりする程の豪邸で
夜にはどこまでが庭かわからないほど広い敷地の一部にある
バブルバスにライトつけて入ったりもした
彼女の家って
とんでもないお金持ち!?
何もかもが枠にとらわれない彼女だった!