ローマへの2回目の旅行で、ついに サンタンジェロ城(Castel Sant’Angelo) に入ることができました。
前回訪れたときは営業時間に間に合わず、外から眺めるだけで終わってしまったので、今回はリベンジ。
実際に中を見学すると、壮大な歴史を感じることができ、さらに屋上からはバチカン市国まで見渡せる絶景が広がっていました。
サンタンジェロ城とは?歴史を簡単に解説
城は、もともと 西暦139年 にローマ皇帝 ハドリアヌス が自らの霊廟(お墓)として建設したものです。
その後、時代が進むにつれて軍事拠点や要塞、さらにはバチカンの法王たちの避難所としても使われるようになりました。
この天使の姿は、現在も城の最上部にある大天使ミカエルの像に残されています。
サンタンジェロ城のチケット料金・営業時間
今回訪れるにあたり、事前にチケット情報を確認しました。
サンタンジェロ城は予約不要で当日でも入れますが、混雑を避けるために オンラインでチケットを購入 するのもおすすめです。(私は現地でチケットを購入しました)
チケット料金(2025年最新情報)

(Bancomat、Visa、MasterCard、American Express、Maestro で支払えます)
EU圏内の18~25歳の学生:2ユーロ割引
18歳未満:無料
第1日曜日は予約不要の入場無料(ただし激混み!)
営業時間
月曜日を除く毎日:9:00~19:30(最終入場18:30)
休館日:月曜、1月1日、12月25日
私が訪れたのは平日で、それほど混んでおらず、スムーズに入ることができました。

ただし、観光客が増える時期は、できれば開館直後か午前中に訪れるのがおすすめ です。
いよいよ入場!サンタンジェロ城の見どころを巡る
中世の雰囲気が残る城内
入口をくぐると、まず感じるのは 中世の要塞感。レンガ造りの壁や石畳の通路が広がっていて、まるでタイムスリップしたかのような気分になりました。


城内の秘密の通路「パッセット・ディ・ボルゴ」
城の西側には、バチカン市国へと続く秘密の通路 「パッセット・ディ・ボルゴ」があります。
これは、16世紀に法王クレメンス7世が敵の侵攻から逃れるために使ったといわれる通路で、普段は一般公開されていませんが、特別なツアーでは見学できることもあるそうです。
「吊り橋」と展望台からの絶景
サンタンジェロ城には、城壁から城内に入る石造りの橋(吊り橋のような雰囲気のある通路) があります。
これはかつての防御用の仕掛けの一部で、敵が攻めてきたときには橋を上げて、城を守るために使われました。
この橋を渡った先に 屋上の展望台 があり、ここからはローマの街並みを一望できます。

特に、目の前に広がるサン・ピエトロ大聖堂の美しいドーム は圧巻です。

私が訪れたときは天気が良く、バチカン市国やテヴェレ川を望む絶景を楽しめました。
サンタンジェロ城の混雑状況と訪問のポイント
今回訪れたのは 平日で、行列はほとんどなく、比較的スムーズに見学できました。
しかし、観光シーズン(特に春や夏)や週末はかなり混雑するため、以下の点に注意すると良いでしょう。
- 混雑を避けるなら朝イチがベスト!(開館時間9:00~が狙い目)
- 午後は観光客が増えるため、入場に時間がかかることも
- 第一日曜日は無料入場日なので、非常に混雑する
また、城内には急な階段が多く、エレベーターはほぼありません。そのため、歩きやすい靴で訪れるのがポイントです。
まとめ:2回目のローマ旅行でついにサンタンジェロ城へ!
前回は時間に間に合わず諦めたサンタンジェロ城でしたが、今回はじっくりと見学することができました。
圧巻の歴史、秘密の通路、美しい吊り橋、そして屋上からの絶景。
どれをとっても見応えがあり、訪れる価値のあるスポットです。
ローマにはコロッセオやトレビの泉など有名な観光地がたくさんありますが、少し違ったローマの魅力を感じたい方には サンタンジェロ城 がおすすめです!
ローマを訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください!