以前、失敗した家を紹介しました。
震災や水害等の災害時どうやって逃げるのか謎の家でした。
ディズニー好きな人は珍しくありません。
しかし、ディズニーの世界のような家に住みたい人もいるようです。
別にそれを否定するつもりは全くありません。
ディズニーのような家を提供するハウスメーカーもあります。
問題はそのハウスメーカーが信頼できるのかどうかだと思います。
近所にディズニーっぽい家があります。
その家1軒見たら、とても可愛らしい家です。
新興住宅街一帯が、同じハウスメーカーならディズニーランドのような住宅街になったことでしょう。
我が家のハウスメーカーは、耐震、防犯を優先しているのでデザインはお世辞にも良いとは言えない外観です。
ただ我が家の場合は同じハウスメーカーの分譲地。
各家庭が好きなように建てても似たような景観になるわけです。
ディズニーの家は建築条件付きのエリアでは無かったので、各家庭が好きなハウスメーカーで好きなデザインで建築できるわけです。
そのためディズニーの家が良くも悪くも目立っているのです。
日本の住宅街にはフィットしないデザインなのです。
もう一つ、ディズニーっぽい家を建てるハウスメーカーの欠点は、品質が悪いことです。
我が家より新しい家にもかかわらず、汚れや痛みが目立つのです。
色、形が個性的なので余計に目立ちます。
建てた当時はディズニー風の家が、今でははっきり言って
お化け屋敷にしか見えません。
住宅街の景観を損ねています。
家を案内するときも、残念ながら、ディズニーの家ではなく、お化け屋敷といった方が伝わってしまいます。
以前紹介した失敗した家と違って、特に大きな欠陥があるわけではない（耐久性が無く地震でつぶれるかもしれませんが）ので、住んでいる人が満足しているなら問題ないかもしれません。
バカにされたり、近隣に不愉快な思いをさせているだけですから…
私は、正直、外壁のあまりに早い痛みを見ていると、見た目だけの家だと思っていますが…
私が家を買う人によく
モデルルームだけではなく、そのハウスメーカーの築10年の家を見せてもらいなさい
とアドバイスをしています。
ディズニーだった家をみるとますますそう思わざるを得ません。