私はポイ活だけでなく、マイホーム購入にまつわる話も書いていますが、
町のこと、近隣住民のことについて詳しいのには理由があります。
それは町内会長を務めたからです。
1,000人超の町のトップです。
町内会長というと高齢者がやるイメージですが、私の住んでいる町は新興住宅地。
新しくできた街ですから一番古い人でも私より10年前に住み始めた人。
当時の住民の平均年齢も若いパパママと未就学児も多かったので30歳きっていたかもしれません。
なぜそんな大役を任されたかというと…
私が今の家に住んで町内会に入り、3カ月ほど過ぎたとき、目つきの悪い陰気臭い30前後の男がやってきました。
突然、
町内会長に決まりました
と言ってきました。
突然そんなことを言われても…
という態度をとると
委任状を書いたでしょ!
委任状を書いたということは決まったことにすべて従うということだ!
と押し付けてきました。
よく分からず、班長に言われるまま委任状を書いた記憶がありました。
住んだばかりの人間に押し付けるくらいの役職だから、班長程度の楽な仕事だと思っていました。
実は人生設計が狂うほど、大変なもので2年間休日を返上するほどの激務でした。
町内会長をやらされた恨みや憎しみは未だに消えていません。
その決め方にどうしても納得がいかなかったので、自分が町内会長という権力を持ってから調べると、不正が行われていたのです。
表向きには「くじ」だったのですが、会長の大変さを分かっていた人間だけ集まり、委任状を書かせることに成功した人間の中から選んでいたのです。
そのことが分かり、我が家に押し付けた陰気な細目男に追及すると
委任状を書いたということは、たとえ不正が行われようとすべてを委任したということだ
と言ってきました。
不満を持ちながらも2年間やりとげましたが…
良かったことは町のこと、地域住民のことがとても詳しくなったことですね。
若くしてやったため、目立ったこともあり、市議会議員さんだけでなく国会議員、市長さんとも知り合えるようになり人脈を手にできましたね。