これも大学時代、京都に住んでいた時のお話です。
長期間、家を空けることになり、実家に郵便物を転送してほしいお願いに郵便局に行った時のことです。
転送手続きを依頼に行くと、中年のおじさん職員が対応しました。
「できない」
の一言。
今まで対応してもらったことを伝えると、
いきなりキレ出し、
「できないって言っているだろ!」
と窓口で怒鳴られました。
当時の私は、怖くなって年上の男性に言われるまま言い換えすことができませんでした。
勝手にハガキで転送手続きをしたら、普通に対応してくれました。
前2回のブログの話と合わせて、平成の話でどれも令和の時代では考えられない接客でしょう、と言いたいところですが…
同じ町内に住むお花(フラワーアレンジ)の先生が、最寄の郵便局に行った時、この令和の時代に昔の私と同じような目に遭ったそうです。
地元の常連客と思われる同年代の女性には優しく接客している姿を見るとさらに頭に来たそうです。
先生も言い返すことができず、やけ食いをしてうっぷんを晴らしたそうです。
私は郵便局の窓口で近年嫌な思いをしたことが無かったので、ちょっとびっくりしましたが、まだまだ化石のようなおっさんが生き残っているようです。
今の自宅に引っ越した時、郵便局が配達でミスをしました。
私は、簡単に許せる気持ちになれませんでした。
学生の頃、窓口で大声でキレられたことを忘れていなかったからです。
当然、その時の不満をぶつけてやりました。
今回対応した郵便局の職員は関係のない話です。
職場のガンのような存在のせいで、真面目に働いている人間が迷惑をこうむったわけです。
ガン細胞が転移する前に、クレームを入れるということは相手の組織、今回は郵便局も助かるのではないかと思います。
大きな組織ほど隅々まで目が届きません。
外部からの指摘の方が指導(ガン細胞の駆除)しやすいことは間違いないです。
だから私はクレームを入れることは悪いことだと思ってはいません。
一人暮らしを始めた京都の街ではこんな嫌な思いを何度もさせられました。
それまで親を始め、周りの大人に守られていたことに気付きました。
助けてくれる人がそばにいません。
相手も若いと思って舐めてきます。
今振り返るとおかげで強くなれた気がしますね。
SNSでポイ活の投稿を目にしていると、若いママがいろいろ子育てを始め悩みを愚痴ったりしています。
20歳くらいの頃、大学生の気楽だったはずの私ですら、なんであんなこと悩んでいたんだろう、あんなに傷ついていたんだろう、って今なら呆れられるようなことが多々あります。
子育てしていたらなおさら悩みも多いでしょうね。
心無いDMがくるようです。
いくら私がひねくれものでもそんなことはできないですね。
できないというか偉そうなことが言えません。
ババアになれば図々しくなるから、悩みが減ったり、悩みのポイントが変わるだけだと思いますけど。