注文住宅で明らかに失敗と思われる家が近所にあります

 

敷地ギリギリまで建物。

人が出入りできないほどの小さい窓。

 

要塞の家と呼ばれています。

  1. 玄関さえ鍵をかけておけば、外部からの侵入は不可能、籠城には最適の家です。

 

たまたまご近所さんのダンナさんが、要塞の家のダンナと高校時代の友人ということで、この要塞の家の詳細を教えてもらう機会がありました。

 

要塞の家には京町家の中庭のように庭があるそうで、そこから家の中に光を取り込む作りとなっているそうです。

外から家の中がのぞかれないようプライバシー重視の自慢の家だそうです。

 

しかし、この要塞の家、大きな欠点があります。

それは玄関以外に人が出入りする場所が無いことです。

 

つまり避難できません!

火事になっても玄関しか避難できません。

玄関から不審者が侵入してきたら逃げ道はありません。

 

しかもこのエリア、昔豪雨で水没した地域で土地が低いのです。

要塞の家の住人、地元の方ですから、水没があったことを知らないはずではありません。

ちょっとした水没でもドアは開きません。

 

私も家を買う時、過去の災害状況を調べて買いました。

今は行政のサイトで簡単に調べられるはずです。

 

災害や不審者なんてめったにないことだから、そんなことまで考えていたら家を買えないという人もいるかもしれません。

 

この要塞の家を思い出す出来事があったからです。

実は我が家の玄関前の修繕工事を行いました。

3日間ほど玄関が使えませんでした。

運よく我が家は勝手口が外から鍵をかけられるタイプでした。

家を建てたとき、ハウスメーカーも無駄に金儲けのために鍵付きドアにしたな、と思ったのですが…

常に家に誰かいる家庭なら中から出入りする窓に鍵をかけることができますが。

そもそも要塞の家は人が出入り窓すらありませんからどうするのでしょうか?

 

ご近所のダンナさんは、お金にケチ(よく言えばポイ活お得民)で奥さんに逃げられたとか…

とても格好つけで見栄っ張り、頭も弱い人(ストレートに言えばバカ)なんで、その友だちと言うなら要塞の家の住人も何となく想像がつきます。