2010年9月7日



卵巣の腫れたところをとる手術をするため入院、初日。


入院の手続きと手術の説明など。

旦那と時間を潰し、やっと夕方になり、

晩ご飯を食べるためデイルームへ行った。

お腹の中を綺麗にするため?の献立。


チキンのトマト焼き(野菜なし)

コンソメスープ(汁のみ)

ふわふわオムレツ(半)

ヨーグルト


パっサパッサな煎りたまご・・・どこがオムレツなんだろう?

と、味気ないメニューに早くもげっそり

この食事を摂るために手術の3日も前から入院したのか・・・

「お腹の中を綺麗にしとかないといけないから・・・」と、先生。

前の入院の時は2日前に入って普通食だった。

今度の先生はあの2リットルの下剤を使わない派?

食事でお腹をお掃除する派?なのかなぁ・・・


なんて思いながら最後にヨーグルトを食べている時に・・・

看護師さんが、何かを探している様子。

「あの・・・、先生が診察をしたいと言っているのですが・・・」

と、看護師さん。私を探してたんだ。

「えっ、今すぐですか?」

「お食事中申し訳ないんですが、内診室まで来て貰えませんか・・・」


食器を片付けてトイレに行って内診室へ・・・

「ちょっと見せてくださいね。」

カーテンの向こう、担当医の声ではない。

「ん?小さくなってるよ。」

誰かと話している。

「この大きさ、手術の必要ある?」

「妊娠を一番に考えての手術です。」

とか、いろいろ話しが聞こえる。

???そんな私に

「今ねどうするのが一番なのかみんなで話し合いをしているんですよ。」

「内診しますね。」

と、左下のお腹を押さえた時、うっと言うくらい痛かった。

診察が終わり部屋へ。


「卵巣の腫れ、小っちゃくなってるって言ってた。」

部屋で待ってた旦那に話す。

「今、何か話し合いしてるみたい・・・。]

「どうなるんやろ?・・・」


暫くして昼前に説明を受けた部屋に案内された。

担当医がやって来た。

手術をする前に、手術前会議をするそうで、話し合いをした結果、

思っていた以上に難しい手術になると言う事。

前回の手術、たいへん多くの筋腫をとる手術だったので

ある程度は癒着を想定していたが、

かなり癒着しているという診断となって、癒着をとることで

出血も多くなり時間もかかり、最悪腸が破れ、

人工肛門をつけなくてはならなくなるかもしれない危険性がある事。

もし命にかかわる病気なら、リスクを背負ってまで

お腹を切って取らないといけないが、

卵巣の腫れも見たところまた小さくなっているし

リスクを背負ってまで開腹手術が必要なのかという意見が出た事。

その話しを聞いたあと

「どうしましょう?それでも手術を希望されますか?」

と問われたのだ・・・。


まず、頭の中は

「何それ?その話し合いって、入院前に出来なかった?」

「やっぱり小さくなってきてる」

「それより癒着・・・そんなに癒着してるの?もし、悪い病気になって

その時、開腹手術をするとなったら、難しい手術になるってこと?」


旦那と顔を見合わせた。そして、

「帰ります。」

・・・・・・

「時間が経てば、卵巣の腫れは少しずつなくなると思います。

これからも外来で様子をみていくようにしましょう。

不妊治療についても、どういう方法をとるのがよいか

もういちど考えてみます。次、生理が来たら外来予約をとって下さい。」


そして、病室に戻り荷物を詰め込み帰ることになった。

また足踏み状態。癒着のことを知ってしまって気持ちは沈み・・・。

卵巣が腫れたままの体外受精となると、さらに確立は減るそうだ。


もし、強引に手術を希望しお腹を開けたら・・・

癒着が酷すぎて手をつけれずそのままお腹をとじるのか、

癒着を剥がしてて、腸の損傷・・・。

またまた時間のかかる手術を乗り越え

上手くいくかもしれない。

でも、今以上に癒着が進むかもしれない。


妊娠のことを一番に考えて・・・

私はどう選択をすれば良かったのか・・・。




    ウサギランキング参加中ウサギ

           ↓


      にほんブログ村 病気ブログ 子宮筋腫へ

      人気ブログランキングへ