GREATFULDEAD 見ないのは勝手だが、見て欲しい映画である事は確か! | 原田篤 オフィシャルブログ『こんな俺にダレがした!』 powered by アメーバブログ

GREATFULDEAD 見ないのは勝手だが、見て欲しい映画である事は確か!

内田英治監督と親しくさせてもらうようになったある日の出来事を語るつもりは無い。
ただ、内田英治と云う男が撮ったこの作品は出会った時の感情以上に大きく昂った。

グレイトフルデット

主演 瀧内公美の素晴らしく見るものの感覚を麻痺させる存在感。

そして今やドラマ、映画から歌舞伎迄、とにかく今の芸能界になくてはならない、はげ親父。
笹野高史のそこにある人間の息づかい。


正直、御涙頂戴や僕たちの好きなものこれですの日本映画は嫌なんです。
映画館で見られる、非日常がそこにある映画が見たかったのです。
時計なんか気にせず、終わった後に誰かに連絡したくなるような映画が見たかったんです。

しかも韓国の女優、キム・コッピも出てるなんて、ワオ!です。
そして僕の中では現代日本映画最大の怪優、木下ほうかさん!(今回はプロデューサーの一人としても参加)今日の試写会では久しぶりにご挨拶できました。

もしかしたら京都の嵐山電鉄で会った以来かも。


とにかく、映画ってなんでわざわざ映画館でかけるのかと云う話がこの映画を見れば一発で分かるわけです。どんどんテレビが面白くなくなる中で芸能の砦は舞台と映画であり、世界に繋がりやすいのは確実に映画である。

すでにこの映画は数十カ国の映画祭に招待されているが撮影されてから2年間、
日本での上演は夕張のみ。

満を持して、いよいよ、とうとう、なんと新宿ミラノにて11月1日より公開になるのです。
うちの俳優達もこんな作品に出したいわけです。
僕もこんな作品に関わりたいのです。

今日は初めて、鈴木清順監督の作品を観た時のような、
映画ってこんなこと出来るんだ!
ってことを改めて感じた日になりました。
明日からまた、生きる楽しみが増えました。

ちなみに内田監督の『METALKA』も間もなく東京に戻って来るのでごらん下さい。
はちゃめちゃです。
でも、これが映画だと思います。