昔の作品集
これは俺が最初で最後のグラビアDVDの監督をした時にオープニングをお芝居風に取った時のナレーション原稿です。
俺がグラビアの監督やった時に3人の女性に伝えたのは、
「君たちがお母さんになった時に、子供たちに『お母さんこんなに可愛かったんだよ』と言えるものにしたい」
みごと三人はそれに答えてくれて、すごく素敵な作品が出来ました。
もちろんスタッフの頑張りもあったんですが・・。
もう2年?3年?前かな・・・。
1日2時間寝れずにタイのバンコクとパタヤで撮りました。
DVDを見ているファンの方と演者さんが繋がった、会えたというのをファーストシーンに入れ込み、
その後のVTRも楽しんでもらえたらなぁと思い、考えた文章です。
と言うわけで、雰囲気をお楽しみください。
ねえ、朝起きて、コーヒーを飲みながら、昨日の小説の続きを読んでたの。
ゆっくりと時間が過ぎてるなって、思う時ってあるでしょ。
そんな感じだったんだ。
昨日起こったことが嘘みたいで。
あんなに今まで悩んでいたこと自体が嘘みたいだった。
コーヒーのおかわりをしようって立ち上がったその時、
カーテンの隙間から光がすっと差し込んできて、私の何かがむずむずしたの。
私は、何かの気配を感じながらカーテンをさっと開けてみた。
でも、何か物足りなくて。それで思い切って窓を、、、。
そうしたらね、、、。
気づいたら、海にいた。
何かが始まる感じ、予感?
どうしようもなく踊る気持ちを抑え切れなくて、私は波間を駆け抜けた。
ねえ、たった一人でもこんなにわくわくできる。強くいられる。
あなたのことを考えているだけで、私はこんなに自由になれる。
不思議だよね。
きっとあなたは気づいているでしょ。
もう始まっていること。
信じられる。
信じられない。
二人はやっと繋がったの。
とにかく今、私はとっても素敵なの。
だから、、、。
ずっとあなたのことを思っていさせて。
そして出来ることならそばにいて。
二人なら、
私はもっとわくわく出来る。
私はもっと強くいられる。
私はもっと自由になれる。
私はもっと素敵でいられる。
だからずっと。