知床ウトロでの流氷ウォークを終えて、半島の真反対羅臼の宿までむかいます。
この時期は知床横断道路R334が冬季通行止めのため、R335からぐるっと迂回して羅臼まで入りました。
今回楽しみにしているのは、コタンコロカムイ(シマフクロウ)が観れる宿に泊まること!
アイヌ語のコタンコロカムイとは集落を守る神という意味だそうです。
そしてこのシマフクロウは全国に140羽しかいない国が指定する天然記念物だとか!
ほとんどが知床にいるらしいです。
宿の経営者がシマフクロウを保護する目的で、川の中にいけすを作り、シマフクロウの餌となるヤマメをはなしています。
それをシマフクロウが夜になると狙いに来ます。
シマフクロウに影響が無いように観察小屋を作りシマフクロウと人間の良い距離間が保たれています。
だいたいシマフクロウが現れるのは18時前後が多いと聞いていたのですが、宿に入ったのが19時半過ぎでした。
運良くシマフクロウはまだ現れていないということ。
丁度、毎日観察小屋で観察指導?をされていらっしゃる先生が、「君たち運がいいね!」と言ってくれたことから話しが始まり、色んな話しを聞かせていただくことが出来ました。
以下シマフクロウについて~
・全長70cm,180cm世界最大級で、30年生きる、一つの川に一つの家族しか住めない。
・二月は繁殖。卵を産むとメスは温め続け、オスがメスの為にエサをとる。
・足が短い、深いところの魚はとれない。体が濡れるのを嫌うため羽を広げながら獲物を獲る。
・オスがボ一ボ一!と鳴くとメスが被せるようにウ一っと鳴く。仲が良いときはこのように、仲良くない時喧嘩している時などはこの鳴き声の間合いが長く気の無い返事に聞こえる。
などなど〜
観察小屋の中は早い方は15時くらいから今か今かと待っていたらしい。
そして20時を過ぎても現れない。
前代未聞とのこと〜
そんなことを知らず、到着が遅かった僕たちは、観察小屋の中で出されるまま夕食をワイワイ食べていたのですが、フクロウが現れないことでみんなピリピリしていたみたいなのです。
僕たちのグループ以外全員は食事を早く済ませてフクロウに集中していたらしい。
宿の女将さんに貴方達ワイワイ騒いでいる場合じゃ無いわよっと言われてしまい。。。(汗)
しかし隣にいた先生は君たちのせいでフクロウが来ないわけじゃないから心配しなくていいと助け舟を。。。
ホッ!
それから22時を過ぎてもシマフクロウ現れず!しかしすぐ近くでボ一ボ一と鳴いている。
これは徹夜か?一旦諦めて早朝早く2時過ぎに出なおすのか?
迷った挙句、みんなの意見を元に、もう少しだけ粘ろうということに。。。
そして22時半ごろ、
「来ました!」っと誰かが叫んだ。
かなりデカイ!
まるでトトロのように。。。
これは実際に見た人にしかわからないと思います。写真ではトトロのように大きい雰囲気が伝えられない!残念!
この木の上からいけすに降りて来ます。
映像↓↓↓
いや〜感動!
これは珍しくメスだそうです。
繁殖期だからメスはほとんど巣から出ないらしいのですが?
今日は珍しい出来事ばかり?
常識のように、パターンみたいなものは必要ないというメッセージ?
写真は一眼ではないデジカメなので画質はこれでご勘弁下さい。
粘った甲斐がありました。
この後珍しくオスもやってきて、メスの所にエサを持って行きました。
いや〜長い1日でしたが、とにかく感動!
給餌していますが、野生のシマフクロウに出会えたことに感謝です。
彼らの生態系を知るということは、人間もどう自然と向き合っていくか?深く考えさせられることだと思いました。
シマフクロウと同じで自然があって僕たちは生かされているのですから!
昨日は真っ暗の中、観察小屋に到着したので、周りの景色は真っ暗でした。
この宿の目の前の小さな川にフクロウが来たわけです。
昨日はそのあと1時と4時に現れたそうです。
普段はだいたい2回だそうです。
これまた珍しい!とのこと。
昨日のシマフクロウの感動を残したまま、最終日は絶滅危惧種のオオワシ、オジロワシを探しにいきました。
アイヌ語で「カパッチリカムイ」(ワシ・タカの神)という意味!
宿の方の情報を元になんとなく教えて頂いた漁港近くに行くと、いました!
こちらオジロワシ!
左オオワシ、右オジロワシ!
漁港の方からたくさん飛んでくるので、漁港まで降りてみると〜
流氷の上で休んでいるオオワシとオジロワシがたくさんいました。
オオワシやオジロワシは冬になるとロシアの方から知床に渡ってくるそうです。
羽を広げると2mくらいありますからかなり大きいです。
カラスとも一緒にいて以外とおとなしい。
ビデオを見て頂くと、ワシとカラスの大きさの違いが良く分かるとおもいます。最後の方にカラスと並んで出てきます。
大きいですよ!↓↓↓
今回の白銀のアイヌスピリチュアルツアーはアイヌの古老からアイヌの叡智のお話を聞かせて頂けたこと。
ケマコシネカムイ(キタキツネ)、サルルンカムイ(タンチョウ)、コタンコロカムイ(シマフクロウ)、カパッチリカムイ(ワシ)、というカムイに出会えたこと。
実際に体験を通すと、必ず何か『感じるもの』があります。
『感じるものが』一番僕たちの魂やDNAを動かす栄養となります。
たくさんアイヌのカムイから受け取ったと思います。
その栄養が叡智となっていくはずです。
楽しみですね♪
是非皆さまもたくさんの体験を通して、魂の栄養としてください♪
おわり
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トビー