職場が過酷過ぎてつらい | 褥瘡ゼロを目指す 看護師の日記

褥瘡ゼロを目指す 看護師の日記

褥瘡ゼロを目指す看護師です。介護施設で働く看護師の日記。療養する全ての人が自分で動けなくても、意思表示出来なくても、穏やかに居られるように手伝いたい。その他の興味が向いた事も。

 療養型病院から特別養護老人ホームへ転職して、はや1年ちょっと過ぎた。
 認知症のケアを実践したい、家族に寄り添った看取り看護をやりたいと思って職場を変えたわけだが。
 現実は厳しかった。慢性的な人手不足に加えて超高齢化、介護度が高い。当然家族も高齢化だし、家族が独立して遠方だったり。重症化しているので、毎日誰か2〜3人は具合悪く、毎日病院搬送に追われないといけない。病棟を一人できりもりしてる様な感覚になってきた。
 新型コロナの初期は、施設から受け入れ病院を探すのも大変だった。
 日々すり減っていく気力。
 
 だけど、大きな褥瘡ができず、小さな浅い褥瘡の発生して治癒できているという事が凄い。ケアワーカーさんが頑張ってくれているから。ありがたい。
 いつか人員確保できて、やりたかった看護ができるように、頑張ろう。