ぬ゜

 
 

セルモーター

前回、ハンドルのスイッチ類をオーバーホールしたがセルが回らなかった。ので、セルモーターを分解する。

 

SR250のセルモーターの一部はクランクケース内のチェーンと噛み合ってる都合上、いちいちエンジンオイルを抜かないといけないので、ちとメンドーである。

 

 

エンジンの底を見ると2箇所ほど、オイルが抜けそうなボルトがあるが、中央のM19が正解である。もう一方はシラナーイ。

 

オイルは真っ黒であったが、腐臭はせず乳化もしていない状態であった。

 

ステップを外し、クランクケースカバーのボルトを外し、リアブレーキを押し下げながらでケースを外す事ができる。

(クランクケースのボルトは2本だけ長さが異なる旨を書く。楽に作業をするなら、マフラーとリアブレーキを外すと良い)

 

クランクケースの中はオイルが入っていたこともあり、サビ等は見当たらず綺麗なものだ。

古くなったオイルか鉄粉かがそこに溜まっていたのでパーツクリーナーでお掃除する。

 

次に逆側、オルタネーター側のケースを外す。

外すためには、ステップとシフトチェンジペダルを外さなければならない。

 

うん、整備性が微妙だね!

 

これでようやっとセルモーターの取り外しができる。サクッと外してみよう。

 

セルモーターを引っこ抜き分解する。

ビーノくんのセルモーターに比べて大きいが、仕組みは一緒なので、分解清掃組立を難なくこなした。

 

そして、バッ直で動作確認したところ問題なく稼働した。大きい分暴れたのでちょっと焦る。

 

逆の手順で取り付けて、レッツセルスタート!

 

…………

 

……

 

 

( ◠‿◠ )<無

 

 

しかしながらセルモーターが生きていることはわかったのでヨシ!

 

 

 

 

スターターリレー

 

 

根本に問題がある。

そうわかったのは、セルモーターをバラしてだいぶ経ってからだ。

各部の掃除や接点復活剤による端子の清掃。

ネットの情報を調べ、サービスマニュアルを穴が空くほど見返し、ようやっとわかった結論がスターターリレーだ。

 

スターターリレーとは、エンジンをかけるための安全装置といえば良いか?

水道管の元栓みたいなもので、キーオンにすると、バッテリーから各部に電気が流れるようにしてくれる装置だ。

 

キーオンにするとカチッという音がして動いていることがわかるので、確認が容易だ。

 

この頃にはブランクキーから鍵を自作していたのでガチャガチャする。

 

ガチャガチャ…………

 

ガチャガチャ……

 

ガチャガチャ…

 

( ◠‿◠ )<無

 
スターターリレーが原因のようだ。
 
 
 
というわけで、中華のやっすいリレーを購入して、仮接続。
鍵をガチャガチャして動きを確認すると

 

ガチャ…カチッ

 

ガチャ…カチッ

 

ガチャ…カチッ

 

( ◠‿◠ )<やったぜ

 

 

ウッキウキでセルスイッチに手を伸ばしてイグニッションオン!

 

 

 

( ◠‿◠ )<無

 

 

 

セルが回らない!

 

 


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