本日無事、新鮮分割胚、移植してまいりました
末ちゃんが移植担当でした。
未熟だった3子が成熟してくれ、4子全て受精、分割と進みました
良かったあ~
後は卵ちゃんズに頑張ってもらうしかない
一番状態の良い4分割の1子にご帰還して頂くことになりました。
(因みに左の2番手の未熟ちゃんです)
末ちゃんの消毒、確かに痛くない
そして全てが手早い
ただ、やっぱりこの人、もう少し愛想があればと思う
移植が終わって、一旦起き上がった状態で末ちゃんから
卵ちゃんと移植した箇所のエコー写真を手渡された時に
先生、内膜何ミリでしたか?
ああ、内膜?そんなの関係ないから~
とあっさりスルーというか、言いながら消えていきました。
その後、看護師さんがすかさずフォロー。
内膜は関係ないですから大丈夫ですよ~
うーんと、そうですか・・・・
本家の時は新鮮胚でも測ってくれたけどなあ・・・・
ということで終了
その後看護師さんとお話。
P4の中間チェックが採卵の時に言われたことがカルテになかったらしく
ドクターチェック・・・・末ちゃん、既に食事に出られたのか?電話確認でした。
大丈夫か・・・・カルテも観ずに・・・・・
結構、アバウト~
ということで、移植後3日から移植後5日に変更され
P4の中間チェックと相成りました。
またまた通院です・・・・・
そして、またまた培養士さんとのお話で
興味深い知識を得たので披露させていただきます。
1. どうして偶数で細胞が全て分割せずに奇数になることがあるのか?
(例えば、5細胞とか7細胞とか・・・・)
<ANSWER>
細胞1つ1つが独立して分割している為、分割スピードに差が出る。
なので奇数でも全く問題なし。
桑実胚の段階で、全ての細胞の同期が行われる。
それ以降は、全ての細胞が同じスピードで成長し始める。
( = 桑実胚で ''いっせーのせっ!''と
全ての細胞が同じタイミングを取る様にプログラミングされているとのこと。)
凄く神秘的だと思いませんか?人間の身体って凄いわ~
2. 今話題になっている着床前診断っていうのは
どの段階で細胞をとってるんですか?
(神戸と諏訪の病院で学会に申請せず、
無断で着床前診断していたことで巷を賑わしましたよね・・・)
<ANSWER>
着床前診断は大体8細胞期に細胞1つをとって遺伝子をみています。
しかし、命の選択という問題で禁止されています。
3. そんな細胞丸ごと1個とってしまって、その後の成長は大丈夫なんですか?
耳とか目になる細胞って既に決まってしまっているんじゃないんですか?
<ANSWER>
大丈夫です。
胚盤胞になっていても、未だどの細胞がどの臓器になるかは決まっていません。
なので、8細胞期の細胞を1つとっても、また細胞分裂し始めて成長します。
例えば、4細胞の卵ちゃんを2つに割ると
それぞれ2つが1つの卵として、また成長し始めます。
それが2卵性の双子になったりすることもあります。
ふーん、とってもお勉強になりました
培養士さん、とても親切、丁寧、そして我慢強く相手して頂けるので有難いです。
そしてお会計。
電話で聞かされていた金額よりも多い 足りない
すいません、お電話で申し上げた金額と違いましたね・・・・
大分、違うやん!(と心の中で関西弁で毒づく・・・・
)
私、この方の計算ミス2度目でございます。
そして、この方、私の前の患者さんの会計も間違っておられました
採卵なのに移植だと思って、針代を請求し忘れ、
患者さんから針代は?と親切にきかれてました・・・・・
大丈夫か 会計・・・・・
やはり信用して全てを鵜呑みにせず、
しっかり金額確認しようと思った関西商人でした
今周期は有難いこと(?)に判定日までに凍結確認もあるし
少々、精神的にアップダウンが激しそうな感じですが
''果報は寝て待て'' 状態に入りたいと思います。
どうか、お腹の中でスクスクと育ちますように
残してきた3子がスクスクと育ちますように