今日もあずきちゃんの考察をしてこうと思う。
一巻の名シーンである消しゴム告白について考えていく。
このシーンについて軽く説明をする。
『あずきちゃんは消しゴムを忘れた事に気付く。隣の席にいるけんちゃんに消しゴムを貸してほしいと言う。
けんちゃんは消しゴムのカバーを外しあずきちゃんに渡す。
なんとその消しゴムには
野山あずさ
という名前が書かれていた。
これは恋のおまじない(笑)なのだが、このおまじない(笑)を知らない人でも流石に察するだろう。
これを見て、小豆色のパンツをはいていた過去を持つあずきちゃんは赤面してしまう。』
このシーンを見た人はこう思うのではないか?
流石にこの告白方法はないんじゃないか?
告白といったら当時なら
- 電話で告白
- 体育館裏などに呼び出し告白
- ラブレターを渡す
ではないだろうか?
消しゴムに名前を書いて渡すなんて少しおかしいんじゃないか?
少し常識から逸脱している。
では、なぜけんちゃんはこんな告白の仕方をしたのか?
俺が推測するに、多分ロマンティックな告白がしたかったんじゃないかと思う。
小学生ながらに考えた告白方法なんじゃないか?
普通の告白をしても駄目だ。
気持ちを伝えるなら自分オリジナルの告白をしようと思い、この告白方法を選んだんじゃないかと思う。
なにぶん小学生だったから、こんな変な告白方法になってしまったんじゃないか?
自分も小学生の頃を思い出してほしい。
流石にこの行動はなかったんじゃないかという行動の一つや二つ誰にでもあるのではないかと思う。
記憶の片隅から消え去っていれば良いのだけど。
秋元康先生は皆が忘れてしまった。子ども心を思い出させてくれる素晴らしい先生です。
皆さん秋元康先生を称して
あずきちゃんを買いましょう。
次回は消しゴムの名前を見たあずきちゃんの気持ちを考えていこうと思います。