防弾少年団「1番記憶に残る日」真夏のソウルコンサートに9万人が熱狂

OSEN 2018年08月27日12時12分

写真=Big Hitエンターテインメント
防弾少年団は、再び彼らの名前の価値を証明した。音楽で、コンサートで、防弾少年団という名前が世界的に音楽市場で愛され、存在感を見せている理由を証明したワールドツアーの始まりだった。

防弾少年団は一生懸命に走り、世界中のARMY(ファンクラブ)は熱く応援した。蚕室(チャムシル)を埋め尽くした4万5千人(2日間で9万人)の観客たちは「防弾少年団!」と叫びながら熱烈な歓声を送った。暑さが去り、涼しい風が吹いた日曜日の夜だったが、蚕室は彼らに対する熱気でいっぱいだった。

防弾少年団は26日午後6時30分から、ソウル松坡(ソンパ)区蚕室総合運動場オリンピック主競技場でワールドツアー「LOVE YOURSELF」ソウルコンサートを行った。今回のコンサートは、「LOVE YOURSELF」ワールドツアーのスタートを切る公演で、彼らは初めてオリンピック主競技場でのコンサートを開くことになった。

防弾少年団は「昨日初めて主競技場で単独コンサートを開くようになった。本当に光栄だった。こんな場所で私たちが単独で行うことが光栄だった。初めての時はAX-HALLで2000席規模でやったけれど、徐々に大きくなって、大きな会場でたくさんのファンたちと一緒にすることができて光栄だった。多くのファン、ARMYと公演することに感謝し、光栄だと思った」と感想を述べた。

今回の公演は、防弾少年団が24日発売したリパッケージアルバム「LOVE YOURSELF 結 “Answer”」の発売後初めての公式イベントで、ワールドツアーのスタートを告げる公演だった。防弾少年団は新曲「IDOL」で公演のスタートを切り、熱い歓声を引き出した。彼らとARMYの情熱的な呼吸が蚕室を埋め尽くした。

防弾少年団は、今回のコンサートを通じて新曲のステージを初めて公開するのはもちろん、今回のアルバムに収録されたメンバーたちのソロ曲ステージで7人7色の魅力をアピールした。「Trivia 起:Just Dance」(J-HOPE)、「Trivia 承:Love」(RM)、「Trivia 轉:Seesaw」(SUGA)、「Euphoria」(ジョングク)、「Serendipity」(ジミン)、「Singularity」(V)、「Epiphany」(ジン)まで、それぞれの魅力と色を見せるステージは、メンバー全員で見せるステージとはまた違う魅力を伝える上で十分だった。

防弾少年団は完成度の高い音楽とステージで会場を埋め尽くしたのはもちろん、終始ARMYに対する格別な愛情を表した。J-HOPEは「主競技場を埋め尽くしたARMYたち、声が本当にすごい」と感心し、VはARMYを「スーパーヒーローだ」と表現した。メンバー全員が会場を埋め尽くしたファンに感謝の気持ちを表した。

3時間近くに渡って行われた公演で、防弾少年団もARMYも疲れた様子はなかった。公演が進むにつれて、さらに熱くなった歓声やステージの上で完璧だった防弾少年団。防弾少年団という名前がなぜ世界的にファンを集めているか証明する公演として十分だった。

この日の公演を終えて、ジミンは「本当に良かった。『IDOL』のダンスを踊って死にそうになったけれど、気分が良くて大変だとも思わずに笑った。最後の公演はもっと楽しく公演して遊びたかった。今年の思い出の中で1番記憶に残る日になりそうだ。本当に感謝している」と伝えた。

ジンも「僕たちとARMYの皆さんが会う時間は、いつも天に助けてもらっているようだ。天気予報を見たけれど、降水確率が80~90%だった。しかし、僕たちが公演をする途中に雨が降らなかった。ARMYたちのためにもっと頑張る」と話した。

RMは「今回の夏は本当に暑くて長かった。皆さんに僕たちが制作したものを早く聴いてもらいたかった。主競技場でこの夏、いい思い出を作ったと思う。メンバーたちにも感謝している。この夏で1番良かった日だった。ステージの主人公は僕たちではなく、ARMYの皆さんだ」と格別な感想を述べた。

2年6ヶ月間続けてきた「LOVE YOURSELF」シリーズのフィナーレを飾りながら一段と成長した防弾少年団。そんな防弾少年団とARMYが作った、忘れられない夏の日の特別な思い出だった。

防弾少年団の今回のワールドツアーは、ソウルコンサートを皮切りに、アメリカ・ロサンゼルス、オークランド、フォートワース、ニューアーク、シカゴ、ニューヨーク、カナダ・ハミルトン、イギリス・ロンドン、オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリン、フランス・パリ、日本・東京、大阪、名古屋、福岡など16都市で33回の公演で行われる。総勢79万席規模の公演だ。