毎年必ず受けないといけない研修会。
動物取扱業(ペット販売、繁殖、トリミング、ホテル、トレーニングなど)の責任者が集まります。
殆ど、動物愛護管理法の法改正についてのお話です。
一般の飼い主さんに関係のある所、動物虐待について少し書いておきます。
近年SNSでの通報などでテレビが取り上げることが多いですが、躾と思い込む飼い主さんの行為が時に虐待になることがあります。
愛護法では
動物の虐待とは…意図的虐待→殴る、蹴る、熱湯をかけるなどの身体に外傷が生ずる恐れのある暴力行為、だけでなく、心理的抑圧、恐怖を与える行為も含みます。
また、ネグレスト→健康管理をしない、病気を放置、世話をしないで放置などを言います。
動物愛護管理法の罰則では
○愛護動物を見だりに殺したり傷つけた者…5年以下の懲役または500万円以下の罰金
○愛護動物をみだりに虐待した者、愛護動物を遺棄した者…一年以下の懲役または100万円以下の罰金
他にもありますが、一般飼い主や飼っていない人にも関わることは大きくこの二点だと思います。
飼い主はそんなつもりでは無い、と思っていても、動物自身の心身の状態や置かれている環境の状態によって判断される、となっています。
研修会で頂いた資料から一部抜粋して紹介しましたが、私も動物には気持ちがあると思っています。
躾と言われても、叩かれたり怒鳴られたらいうことを聞きたくなくなると思います。逆に褒められると頑張れる、人でも同じでは無いでしょうか?
トリミング中でも「可愛いね〜」と言うと少し嫌々ってしてても、良い気分になって反応してくれます。
時に安っぽいカメラマンのように😅イイね〜イイね〜可愛いね〜😍と連呼もしてます(笑)
動物愛護管理法は常に改正されていくので、動物と人が寄り添いあえる社会により良く変わっていくと良いなと思います。
その為にも、動物を飼われている方々や私達のような動物に携わる者がルールを守っていかないとと今回も改めて思いました。
皆さんも可愛い相棒たちとこれからも仲良く幸せな時間を過ごしてくださいね💕