詩人荒川洋治さんの

勉強会


詩を書いていくと

詩評してくださいます。


なんか

すごく


良き


明日は

これ持っていく



エレベーターの

防犯カメラが左上から

白髪アタマを映すから


人は死ぬし

パソコンは壊れることを思い出す


月だって隠れてしまう巡り合わせ


しょうがないことなんかなかった

くせに

ダンマリを決め込んだ


過剰な

べきことに

てんてこ舞いを披露していただけ


トーベヤンソンは

その者が歩いた跡は、

未来永劫、草すら生えない

バケモノ モラン をムーミン谷に投下した


僕のうちなる

モランが

凍土を増やしていくんだ


しょうがないことなんか

なかったくせに


不毛な場所をたくさん

たくさん

懸命に作った結果


ぼくは白髪アタマでっかち


神楽月の陽射しに

ぼくのうちなるモランよ

溶けろ

世界はこんなにもアッタカイ


カプリチョーザで

ワイン飲みながら

作詩をしてました。


子育てやら

社会参加やら

工夫もせずにジタバタしただけで

酷いことしてきたなぁって

反省の詩