老化と飛翔写真 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

当家の文鳥のシルバくん

現在、5歳7か月

まだまだ元気だけど、羽毛が薄くなってきた。

体はそれほど感じないけど、頭周辺、特に耳を覆う羽毛は激減。

耳がほぼほぼ見えてしまっている。

クチバシが無いというのが影響しているのかもしれないし、そうでないかもしれない。

 

でも・・・そんなことはお構いなし。

今日も彼は激怒しつつ、歌い、時間が過ぎていく。

 

文鳥の寿命は10年以上生きた例もあるけど、現実的には7~8年だと言われている。

人間感覚で見れば、10倍速で時間が過ぎていく。

文鳥の1年は人間で言えば10年。

実際、ここ1年でシルバは老化が著しく進行した。

平均体重は24.5gから23.9gになった。

緩やかな減少だし、病的なものではない。

所謂、高齢者の領域に入ってきたのだと思う。

 

人間、特に歳を重ねた者にとって、1年はあっという間。

しかし、シルバにとって今後の1年は、命の終焉に向かう可能性のある1年。

もちろん、2年、3年と元気に暮らしてほしいけど、寿命は確実に終わりに近づいている。

飼い主はそれを予測して見守らなければならない。

大切な命だから、安心して暮らしていけるように・・・

 

アキクサ達の冬場の温度管理は18~20度だけど、シルバの温度管理は今年から25度に変更した。

猛暑と言っても必ず冬は来る。

今季のシルバはひよこ電球とサーモスタットの2台体制で臨む予定。

機械はいずれ壊れる、ひよこ電球もいずれ切れる。

基本24時間、人が居る当家だけど、AM3時〜AM7時は対応できない。

だから温度帯を少し変え、1台をバックアップとして夜中の万一に備える。

保温力が落ちているシルバに寒い思いはさせないし、飼い主過失の別れはしない。

 

とは言え、ピョンピョン跳ねて、普通に飛んでいるけどね。

 

そこで飛翔の話を少々

 

文鳥(シルバ)を撮影していると、たまに羽を完全に閉じて飛行をしている。

これは、はばたき飛行(普通にはばたいて直線的に飛ぶ)と言われている一般的な飛び方とは別に、波状飛行と呼ばれています。

波状飛行は羽ばたいて上昇途中に羽を閉じ、その後緩やかな下降を行ってまた羽ばたくという飛行の繰り返し。

ヒヨドリが得意な飛び方で、横から見ると波状の軌跡になるので、そう呼ばれている。

 

(シルバの若い頃の写真、5年前です)

 

たまに、ロケットのような姿勢がSNSでバズっていますが、文鳥の飛翔写真を撮る者から言えば、珍しいシーンではない。

翼を閉じた瞬間を撮影すれば、上記のようになる。

身も蓋も無いけど・・・

 

 

文鳥は尾羽が短く波状飛行を行う。

つまり、近距離移動で暮らす鳥。

小回りが利いて、兎に角、可愛い。

 

一方のアキクサインコは尾羽が長く、翼も大きい。

飛翔は羽ばたき飛行、一択。

近距離はもちろん、十分な飛翔力で中距離も問題なくこなすハズ。

 

↓下記の写真はすべて本日撮影

 

 

羽ばたき飛行なので、翼の上下はあれど仕舞うことはない。

 

 

 

そいえば、アキクサインコのハルは最近、飛びまくっている。

大体、午前11時前後に室内一周を10セット~20セットしてハアハアするのが日課。

なんだろ?

ダイエット?

体力強化?

 

(8セット終わった後、翼を少し浮かして疲れている図)

 

いずれにしても、病気ではない。

 

文鳥のシルバの老化はあるけど、3羽とも健康で元気、元気。

私にとって幸せな時間が長く続いている。