本日は通院の為、ある大学病院へ来ています。
私は特定疾患持ちなので、定期的な通院は必須です。
一応、寛解状態なのですが、通院は一生しなければならない。
昨年、一昨年?のコロナピークの時は症状が安定していたら、処方箋のみ送ってもらえると言うTELを頂きました。
今回は連絡が無かったので来たのですが・・・病院はガラガラ。
ガラガラと言っても大学病院なので、多くの患者さんはいますよ。
しかし、通常時と比べると半分程度です。
10年以上通っているけど、こんな少ないのは初めてです。
良いことだと思っています。
ここは救命救急センターを併設している3次救命の要です。
容態の安定している患者の通院や院内感染のリスクを減らし、コロナに限らず重症者を受け入れ助ける義務があります。ただ、実際の病棟がどうなっているかは分かりませんが。
電話さえもらえれば来なかったのに・・・
話は変わって、
文鳥のシルバに使っていたヨウ素粉末が劣化したので、再注文しました。
ヨウ素は海の物に多く含まれています。
鳥関係で言えば、ボレー粉を摂取すれば良いかな。
シルバはボレー粉を食べることが出来ないので、別途、粉末を与えているのです。
ヨウ素が不足すると、甲状腺が肥大します。
さらに肥大が進むと気管を圧迫し、呼吸困難の症状が出ます。
呼吸をする度にプチプチやヒューヒューといった音が出ます。
ちなみに、呼吸困難は甲状腺異常(甲状腺腫)以外にも、他の内臓肥大、肺炎等々でも出ますので、信頼できる獣医師の診察が必要です。
甲状腺の話に戻ると・・・
甲状腺腫の特徴として、食欲は正常、糞も正常、肥満になる、夜になると呼吸困難が酷くなる等々があります。必ずではないのでしょうが、夜間は甲状腺がより肥大化する傾向があるようです。
そして、ヨウ素(ヨード)と甲状腺の関係なのですが・・・
甲状腺はヨウ素を原料として甲状腺ホルモンを作ります。
原料のヨウ素が不足した場合、さらに頑張って作ろうとして甲状腺が肥大してしまうのです。
呼吸困難の原因が甲状腺異常(甲状腺腫)の場合、獣医師によるヨウ素の処方は的確ではないと思っています。
何故なら、ヨウ素はただの原料です。
工場である甲状腺が悲鳴を上げているのですから、工場を休ませる必要があります。
つまり、製品である甲状腺ホルモンを直接投与しなければなりません。
甲状腺ホルモンを1週間なり10日なり投与し甲状腺を休ませたのち、ヨウ素を投与すると言うのがセオリーだと思っています。
今ならば、そう言う判断をできるのですが、白文鳥のサスケが甲状腺異常で診察を受けた時、
獣医師のされるままと言うか、何の意見も提案も出来なかった。。
鳥専門病院の獣医師だし、今でも信頼しているけど・・・
当時のブログを読み返すと、甲状腺異常で呼吸困難だったサスケに処方されたのはヨウ素でした。あの時、甲状腺ホルモンを投与していたら・・・と思ってしまいます。
フィンチや小型インコでは甲状腺異常(甲状腺腫)による呼吸困難が多くあります。
よろしければ、参考にしてください。
人間の私が通院しているのは専門外来なので、結局、いつもの時間がかかってしまった(泣)
自宅ではないので写真はありませんが、鳥たちは今日も元気、元気。