注意喚起の話を少々
ほとんどの鳥飼いさんは知ってるよ!となるでしょうが、
参考までに当家の取り組みをお話しします。
突然ですが愛鳥にとって最も危険なものは何でしょうか?
例えば、
調理中に放鳥するとか?
まあ、危険と言えば危険ですがちょっと違う。
まず思い浮かぶのは、鉛ですよね。
当家の安いカーテンには鉛は入っていませんが、高級カーテンには錘として鉛が使われています。その他、魚釣りで使うオモリも鉛です。
特に川釣りでは小さな鉛を使います。
私は以前、釣りをしていましたが、殺生が嫌でやめました。
しかし、息子は釣りが大好きです。
ルアーフィッシングがメインなので小さな鉛は使いませんが、放鳥部屋(リビング)へ釣具の持ち込みは禁止です。
鳥が誤飲(鉛)をすれば大変なことになるということは家族全員に周知しています。
危険度で言えば鉛は2位(私見)
↑事故前のシルバの過去写真です↓
3位はテフロン加工のフライパンというか、ありとあらゆるテフロン加工製品。
たこ焼き器、鍋、ホットプレートetc
加熱すると小鳥にとって有毒なガスが発生します。
使い古しはそれほど気にする必要はありませんが、新しい物は危険です。
密閉した部屋で使うのは厳禁です。
小鳥の死亡事例がたくさんあります。
そして、圧倒的ダントツの1位は・・・
こういう書き方をすると良いことのようですが、悪いこと、怖いことです。
その1位は「防水スプレー!!」
これから暖かくなると雨の頻度も増えます。
家庭によっては必須のアイテムかもしれません。
例えば、金属中毒ならば程度によって治療可能ですし、寛解する場合もあります。
しかし、防水スプレーを小鳥が吸引すると、呼吸困難を起こし短時間で死亡します。
「目の前で使う訳ないでしょ!!!」
という無知な方!←失礼な言い方ですが・・・
鳥カゴの無い玄関や隣の部屋で使用しても、僅かに薬剤が流れてくると死亡します。
致死率がメチャクチャ高いのです。
防水スプレー(撥水スプレー)の主成分はフッ素樹脂です。
小鳥が吸引すると肺胞に付着して、呼吸が出来なくなるのです。
怖いけど・・・想像してください。
突然の呼吸困難は苦しみや恐怖以外の何者でもありません。
どういう気持ちで死んでいくのか・・・
以前は人間でも中毒事故が多くありました。
缶にも書いているハズですが、使用時の換気は必須です。
あくまでも人間に対してです。
小さな小鳥にとってどれほど危ない物かお判りだと思います。
個人的な見解を言えば、鳥飼家庭で防水スプレーを使うのはリスクが高すぎるのです。
もちろん、別の部屋で使おうが、玄関で使おうが。
当家の話をすれば、
当然、防水スプレーは禁止です、持っていません。
鳥飼復帰前は頻繁に使っていましたよ。
でもね、無くても何にも困らないのも事実です。
ちなみに、防虫スプレーも持っていません。
鳥飼部屋でのスプレー類(消臭、ヘア)は全面禁止。
マニキュアも禁止。
隣家との距離も近いので、これからの季節は空気の入れ替えも気をつけています。
何故って?
防水スプレーは屋外(ベランダ)で使う方も多いと思います。
万一、隣家から防水スプレーが流れてきたらと思うと怖いのです。
こういうSNSに参加していると、知らないことや有益な情報を得ることが出来ます。
参加していないと、何が良いのか悪いのか検索するワードさえ苦労する。
だから、情報量が不足してしまう。
表には出ないけど、いや、いくつも出ているけど、それはごく一部。
防水スプレーで死んでいく小鳥は相当数いると思っています。
もし、知らなかった方は防水スプレー、止めた方が良いと思います。
そして、知らない鳥飼さんに情報を拡散してほしいのです。
大きなお世話ですが、鳥が呼吸困難で死んでいくのは悲しすぎます。