緊迫 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

ここ数日、ブログ更新どころではありませんでした。

 

もう、心配で心配で。

 

事の発端は一昨日です。

 

9/20の午前8時、

発情が続いているアキクサインコのチャチャの体重を計りました。

 

体重は50g。。。

 

あ~~マズい!!

(最近の通常体重は44g~45gです)

 

50gの体重が意味するところは、産卵です。

すぐさま、骨盤を確認すると、信じられないほど開いていました。

骨盤が開いた下腹部を優しく撫でると、プヨプヨしています。

卵はないようです。

 

それから、4時間後の午後12時。

再度、腹部を触ると、少し弾力があり、ブヨブヨしています。

 

どうやら、卵の形成途中のようです。

 

初産なので、心配の塊しかありません。

 

無事、産んでくれれば良いのですが、万一、卵詰まりでも起こしたら

大変なことになります。

 

付きっきりで様子を確認しました。

餌は食べれている。

嘔吐はなし。

水溶性の貯め糞だけど、尿酸も綺麗な白、問題なし。

 

9/20 午後5時、

再度、腹部を触ると、卵が形成されていました。

感触としては、明らかに硬くアールの効いた丸いものを感じます。

 

通常、卵が形成されて24~30時間で排出されます。

逆に言うと、卵が30時間を超えて、体内にあるということは

何かの異常が発生しているのです。

 

ちなみに、卵詰まりが発生すると、餌や水は取ることが出来なくなります。

排泄も困難な場合がありますし、うずくまって動かなくなります。

そうなると、早急に卵を排出しなければ、致死率が非常に高くなります。

 

チャチャのリミットは最大でも翌日中(9/21)です。

それまでに、卵を排出できれば一応問題ありません。

しかし、それを越えて卵が体内にあると、生命に危険が及びます。

 

チャチャは相変わらず、餌も食べれていますし、糞もしています。

卵詰まりの症状は出ていません。

 

翌日(9/21)に病院へ行くべきか?自力で産むのを待つべきか?

 

チャチャの様子から想像すると、至って健康で無事産卵できそうな感じです。

 

しかし、9/21中に産卵できなければ、大変なことになります。

そして、かかりつけの鳥専門病院は9/22が休診。

 

でも、具合が悪い訳ではないので、9/21に病院へ行って余分な治療、投薬(カルシウム剤、ホルモン剤等)をする必要があるのか?

 

もちろん、治療をすると決まったわけではないけど・・・・

 

悩んだ挙句、病院へは行かないことを選択。

万一、9/21中に産卵しなければ、他の鳥専門病院へ救急で行く予定でしたが・・・・

 

9/21午後10時

無事、卵を産み落としました。

 

 

無精卵ではあるけど、チャチャが命を削って産んだ3gの卵です。

 

とにかくよかった。

 

まあ、通常はほとんど無事なのでしょうが、卵の形成過程を直に見てしまうというか

感じてしまうと、心配で仕方なかったのです。

 

大仕事が終わった本日のチャチャは、羽並みも、鼻色も良く元気です。

空腹時体重は44.5gですので、衰弱による体重減少はありません。

 

 

ここ数日、カゴに籠ることも多かったのですが、今日は放鳥をすると

カゴに戻らなくなりました(笑)

 

でも、まだ産む可能性もあるので、油断は禁物です。

状況によっては、高カロリーな餌に変える必要があります。

 

そうそう、もう一方のアキクサインコのハルは・・・・・

 

 

またカレンダーに止まっています。

絶妙のバランス感覚は凄いのですが、何故止まる?

止まる場所はたくさんあるのに・・・・

 

 

 

おわり