アキクサ走りについてコメントをいただいたので、
記事にしたいと思います (^-^)
と言いつつ、アキクサ走りという表現はメジャーでは
ないのかな・・・・
改めて調べてみると、使っている方が少ない。。。。
それはそうと、アキクサインコのことを少し説明しますと、
別名をナイトパロットと言われていたりします。
直訳すると「夜のオウム」
夜行性ではないのですが、朝は薄暗いうちから活動を開始して、
日が暮れてからも活動するためにそう呼ばれています。
その分、昼間は寝ていたりします。
*生後2か月頃のちゅら(午前5時に撮影)
ちゅらも当初は、早朝から暴れていました(笑)
自然界のアキクサインコの主食は地面に落ちている
種子類です。歩きながら食べますので、天敵(蛇、猛禽類、ねこ目類)に
襲われる確率も高くなります。
それを回避するためにアキクサ走り(高速で歩く)を行います。
他のインコと比べれば分かるのですが、アキクサインコは
尾が長く、大きな翼をもっています。これは敵から逃れる為や、
広範囲で餌を探せるように飛翔力を高めた結果だと思います。
*風切羽が折れていますが、ちゅらの飛行シーンです。
他に目を向けると、尾が短く、足が器用なインコ達がいます。
これは木の上で、果実や芽、花等を主食にしているインコ達です。
木の上だと天敵の数が減りますので、果実をうまく食べれる様に、
足が器用になり、邪魔な尾は短くなったものだと思われます。
自然のアキクサインコ達は数十羽で行動を共にしていますが、
食事が終わったインコが飛び立つと、食事が終わっていない者も、
一緒に飛ぶそうです。
そんなことを繰り返していると、栄養失調で亡くなる個体もあるようです。
「まあいっか、みんな行っちゃうと怖いからついていこう~~」
という感じだと思います。
ちゅらを見ていると、何となくわかる気がします。
自己主張が皆無に等しいのです。
外敵の攻撃に怯えつつ地面で食事をして、
餌場も変えるので、縄張り意識も薄いようです。
そして、外敵に知られない為に鳴き声も小さめなのだと思います。
アキクサインコの原種はすごく地味な色合いです。
これも、朝や夜の暗闇や地面に紛れるためだと思います。
こうして文章にすると何だかすごく健気なインコに思えてきました(泣)
中には気が強い個体もいるでしょうが、ちゅらの場合は、
本気咬みや破壊行動は一切しません。
大好きなリモコンボタンやマウスホイールは咬むのですが、
傷はついていません。
ただ人の側に寄り添うのがちゅらの安らぎのようです。
鳥の多種飼いをされている方のブログを拝見すると、アキクサインコの
記事は少なめです。これは、アキクサインコが大人しい故に、
エピソードが少なく記事にしづらい部分があるのだと思っています(笑)
アキクサ走りから記事が脱線しましたが、アキクサインコは
良くも悪くも臆病で優しいインコです。そして私にとって特別なインコでもあります。
これからもシルバと一緒にずっと暮らせるようにお世話をしようと、
改めて思った次第です。