どうもママです。
とある日の事。。。
「ご応募ありがとうございます、私鯨の尻尾の採用担当の松浦と申します。」
あ!!!あのーー!!?ちょっと働きたいと思ったんすけどぉーー!!!!?
受話器の向こうから、耳障りなガサツな声が飛び込んで来た。
「はい、それでは面接日の調整を致しましょう。明日、もしくは明後日はいかがでしょうか。」
あ!!?明日!?明日は無理っすねーーー!!!んーーっと再来週でいいっすか??!
「かしこまりました。では何時何時の20時で承りました。宜しくお願い致します。」
電話を切り、ふぅと肩の力を落とす。
隣にいた友人、とと子が
ねぇな!!!
と一言。
ははは、とと子もそう思った??
いやぁ~接客業であの話し方は無理っしょ!!!??
どうすんの!?面接すんの!?
「面接するまでも無いけどね、しかも30過ぎだぞ?あの応対はヤバイわな」
店を構えてから、かれこれ何十人と面接を行って来た訳だが、最近は数分の電話だけでも採用の有無が判断出来るようになってきた。
私の面接はと言うと、ほぼ雑談である。
会話が商品の仕事なので、雑談中言葉尻や、敬語の使い方、仕草、笑顔が素敵かどうか、女の子らしい愛嬌があるか等観察をする。
30分も話をすると大体その子の性格や育ち、抱えてる問題等垣間見えてくる
敬語は使えないけど、今後教育して伸ばしていけば人気者になるな!と思う子もいれば
容姿端麗でも会話の端々でトゲのある子は不採用にしている。
お客様から
「お前何であんな可愛い子不採用にしたんだよ!!?勿体ねぇ!!」
と言われるが、性格ブスはTOBARIも鯨の尻尾もママの独断で不採用となっております!!
用は愛の無い方はうちには要らないのだ。
これに至ってはお客様もしかり。
大和で私の肩書きは
出禁のママ
である。
こう言われると、何か私が過ちを犯しアチコチ出禁になってるように聞こえて非常に癪だが、そうでは無い。
愛の無いお客様を容赦なく出禁にしまくっていたら、いつしかこんな肩書きが付いたのだ!!!
鶴ヶ峰の鯨の尻尾をオープンした当初、お客様を厳選し片っ端から出禁にしまくっていた。
まぁたあみママ出禁無双やってんすか?と少々呆れられたが。。。
接客業なんだからお客様に合わすのがお前達本来の仕事じゃねぇのか?との意見もある。
だが、ここは私の店。つまり私の城である。
私は私の厳選した大好きなスタッフと大好きなお客様だけ要ればそれで十分なのだ
そして意外にもお客様達から、このお店は飲み方が綺麗な方が多いね、安心して呑めるよと評判なのだ。
だからうちで働いてる女の子達、お客様諸君、自信を持ってくれ!!
君達は私のお眼鏡にかかった選び抜かれた精鋭達だ!!
今宵も愛のある飲みをしましょう
お待ちしております
本日は鯨の尻尾で合同営業です