先日、山の上で無線をしていたら、「それ、無線ですか?」と声をかけられました。昔、一緒に山に登っていた方が無線をしていたそうです。「シーキュー、フォーサーティって言ってたのは今でも覚えてるんですが、あれどういう意味なんですか?」と聞かれたのでお答えしました。「無線って知らない人と話すんですか?!」と驚かれていました。

こちらとしては、「シーキュー、フォーサーティ(CQ 430)」の用語を暗記してしまうくらい一緒にいたのに、お二人の中では無線に関する会話が無かったということに驚きました(笑)。

無線を趣味とする人たちの減少が著しい中、無線にお誘いすると興味をもってくださる確率の高い趣味ってのは、間違いなくあると思います。そして、その一つが山登りだと思っています。

でも、皆がみんな無線に興味を示してくれるわけではないのですね。その人の資質であったり、興味を持ち始めるタイミングがあることを改めて知りました。

趣味の押し売りはいけません。でも、楽しいことを素直に「楽しいですよ」と、いつでも伝えられるようにはしておきたい今日この頃です。